ビー玉を飲み込んだ話(クソガキ時代の思い出 #3)
子供の頃のわたしはとにかく心配性で、少しでも不安なことがあると「自分はもう死んじゃうんだ!」と深い絶望に悲しんだ記憶があります。
たとえばちょっとお腹が痛くなっただけで「自分はガンなんだ!」と思い込んだり、1999年が近づけば「ノストラダムスの大予言で、世界は滅ぶんだ!」と絶望したり。
お化け、モンスター、幽霊、殺人鬼、戦争、病気、ケガ、宇宙人……ありとあらゆるものが、自分の命を脅かしている気がしました。
あまりに恐ろしいことが多すぎるので、自分は大人になる前に死んでし