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無痛分娩or帝王切開(難病だけど第二子を産もうと試みる)

あと数週で正産期となり、とりあえず今何か起きたとしても「子の命そのものを諦める」という選択肢はかなり遠ざかったのではないかと思い、少し安堵している今日この頃。

私自身の命と健康を守ることについて考える。
以前、循環器の先生(not主治医。リスクヘッジのため産む病院でも受診しておくことにした)から、出産について想定より重い懸念を示されたことを書いた。

循環器の先生から産科の先生にその事を伝えてもらって、産科の方でも方針を検討してもらうことになっていた。

計画分娩

とりあえずは、自然なお産を待つのではなく、日程を決めて入院する計画分娩を選択することに。
これについてはもう「そのほうがいい」とお医者さんからもおすすめされた。

自然に任せた結果、お医者さんが少ない休日夜間になって、さらに運悪く何かが起きないとも限らないので、病院側の体制が厚い平日日中に予定しておきましょうと。

(お産なので、そううまくコントロールできるとは限らないだろうとも思いつつ)

無痛分娩or帝王切開

そして産み方について。
お医者さんからは「無痛分娩」or「帝王切開」の選択肢が提示され、結論、「無痛分娩」を希望しました。

前回夫が「帝王切開は…」と自分が受けるわけではないのに謎の懸念を示していたことは無視。

お医者さんからそれぞれのリスクについて説明を受けて、私(我が家)に合っているなと思えた方を選びました。

お医者さんから言われたのは
・不整脈発作が起きないようにするため、お産中にあまり興奮状態にならないほうが良いと考える(なので帝王切開or痛みを軽減する無痛分娩を勧める)
・赤ちゃんのことだけを考えるなら、帝王切開の方が負担は少ない
・一方で、私の体にとっては帝王切開と無痛分娩どちらがいいか微妙なところ
・帝王切開だと手術の日程を予め決めておける(というか手術予約を取っておく必要がある)が、無痛分娩は直前に決めるから「この日!」という約束はできない
・無痛分娩はお産に時間がかかる可能性がある
・無痛分娩だと、入院しても思ったよりお産が進まないとやり直しになることもある

決め手

お医者さんから「慌てて決めることではない」との言葉もあり、示された材料を持ち帰って2週間ほど検討。

無痛分娩を希望することにしました。

決め手になったのは実はお医者さんの話ではなく、家族との話し合いでもなく、同僚の話。

海外で生活していた職場の同僚から「産後の体の回復スピードが全然違う!」と無痛分娩を選択したお母さん達からたくさん聞いたよ!と言われたことでした。

上の子のお世話もあるし、里帰りもしないので体の回復が早い方がありがたい!
夫も育休をとってくれるとは言うものの、結局なんやかや気になって動いてしまう気がします。
そうすると、どうしても疲労とストレスが溜まってバーンと心臓止まる気がするんですよね。

なぜなら前回初めての発作がそうだったから。

仕事に復帰して半月後。子は生後6か月。
保活のためのちょっと無理矢理な復帰で、電車で職場近くの認可外まで送迎していた。
そんな時に夫が熱を出し、家と子と夫のお世話を一手に引き受けた翌早朝、子の泣き声で目覚め、抱っこしていたところで心停止した(らしい。前日の夕食以降の記憶だけすっぽり抜けている)。

今回は同じことにならないよう気をつけるつもりだけど、どうしても無意識の疲労・ストレスは蓄積すると思う。それをなるべく軽減できる方法があるなら、積極的にそちらを選ぼうと思います。

翌検診時に無痛分娩希望と伝えて(その時点では逆子だったので直らなければ問答無用で帝王切開だったけど)、お医者さんも「そうしましょう」と言ってくれて、決まりました。

余談ですが、海外では無痛分娩は当たり前の選択肢なんですよね。わざわざ痛い思いをする必要は無い、と。その通りだと思います。

日本も産み方を気軽に選択できる社会になればいいなと思います。

計画分娩の計画は直前に決まる??

計画分娩といいつつ、私が行っている病院では無痛分娩の場合「この日」と予約を取らないらしい。

予定帝王切開は手術なので早めに日付を決めた予約が必要だけど、無痛の場合は検診で体の準備具合をみながら日付を検討する(なるべく無理に進めない方針)とのこと。

とはいえ、産気づいてからでは遅いので(麻酔の準備があるため)38〜37週目くらいが目安になるらしい。

どのくらい直前まで日付が決まらないかわからないので、一通りの準備は36週目までに済ませておこう。

いちばん心配なのは、夫の心の準備かな…



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