B級スターが勢揃い!!アメリカ古のプロレス団体AWFの味
今から四半世紀以上前の話。アメリカにAWFという団体が存在していた。
この団体を日本のプロレス界で例えるとなにかと全日本プロレスをオマージュすしていたIWAジャパンのような幹事である。とにかく元WWEやらWCW、AWAに参戦していたB級スターが勢揃いしているリング。ちなみにAWAではなく、AWFなのだ。この団体はAWA崩壊後に設立させている。
アメリカに存在した古のプロレス団体AWF(アメリカン・レスリング・フェデレーション)のメンバーは誰だったかというのを思い出しているがなかなか出てこない。その資料もないし、またネットで検索してもなかなか出てこない。
とにかくこの選手はAWFに参戦していたというメンバーをご紹介することにしよう。
グレッグ・バレンタイン(エース)
※確か当時結婚していたメドゥーサが女子マネージャーにいたと思われる。親父ジョニー・バレンタイン仕込みのエルボーが得意。2004年にはWWE殿堂入りを果たした金髪の爆撃機。
ネイルズ(囚人)
※悪の親玉。囚人服、イカれたキャラ、喧嘩殺法がこの男のトレードマーク。かつてFMWでケリー・ワコーズというリングネームでなんと「プロボクサー」として参戦している。AWA時代マッチョ系伊達男キャラだったらしい。ちなみにAWAではパトカーに連行されて会場入りしたこともあった。
ココ・B・ウェア
※ドロップキックの名手。かつてWWEでオーエン・ハートとハイ・エナジーというタッグチームを結成していた。
トニー・アトラス
※ボディービルで三度ミスター・USAに輝いた男。
ジャンクヤード・ドッグ
※元WWEの中堅レスラー。ラフ&パワーファイター!
トム・ジンク
※かつてリック・マーテルとタッグを結成していた細マッチョマン!ドロップキックとダイビング・クロスボディーが得意だった。
クリス・アダムス
※かつて初代タイガーマスクと対戦した英国紳士。テキサス・ダラスでは抜群の人気を誇った。スーパーキックが得意だった。
トミー・リッチ
※ワイルド・ファイヤー。元NWA世界ヘビー級王者。
ボブ・オートンJr
※WWEのスーパースターであるランディ・オートンの父。アーバン・カウボーイという異名がある。スーパープレックス(雪崩式ブレーンバスター)が得意だった。
サージャント・スローター
※元WWE世界ヘビー級王者。鬼軍曹。かつてはイラクに魂を売ったアメリカ軍人。
ティト・サンタナ
※エル・マタドールというリングネームでWWEで活躍。フライングフォアアームが得意だった。
本当にマニアックなレスラーの数々!まさにB級スターの競演!
ちなみに若手枠として登場していたのが全日本やWCWに参戦したり、WWEでサルバドール・シンシアという偽イタリアンになったり、三代目パトリオットとなった伊達男ジョニー・ガン(トム・ブランディ)である。
今の時代にこういうマニアックなプロレス団体があってもいいいのではないだろうか。
ちなみに調べるとAWFでは「AWF Warriors of Wrestling」という中継番組が放映されていたそうである。またロード・ウォリアーズやハーキュリース、フリーバーズ(マイケル・ヘイズ&ジミー・ガービン)などの大物も参戦経験があるようである。