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まさにツームストン 第4回 「GO FOR BROKE!」

※このブログは2018年12月18日にJUMP j BOOKSに掲載されたものになります。


編集S「2018年もあと、わずかですね」」

デスクS「平成もだな」

マウスS「Sさん的に今年はどんな年でした?」

編「まぁカープ三連覇でテンション上がって、カープが日本一逃して、テンションだだ下がり。そしてドラフトで報徳学園の小園内野手を引き当て、「YES!」を連呼し、丸外野手がまさかの巨人へ移籍で、先行きが不安になるという、アップダウンの激しい年でしたね」

デ「新井も引退したしね」

編「新井さん本当にお疲れさまでした! 必ず監督になって戻ってきてください」

マ「阪神行ったときに、裏切り者と言ってませんでしたかぁ?」

編「赤い心見せ 広島を燃やせ 空を撃ち抜く大アーチ♪ かっとばせー新井!」

デ「応援歌でごまかした」

マ「ごまかし方が雑ですぅ。あと今年は訃報も相次ぎましたねぇ」

編「国民栄誉賞も取られた衣笠祥雄さんはじめ、各業界のレジェンドが亡くなられましたね。プロレス界のスーパースターの訃報も多かったですし」

デ「確かに。“喧嘩番長”ディック・スレーター、“ロシアの白熊”ニコライ・ボルコフ、“人間発電所”ブルーノ・サンマルチノなど、そうそうたる顔ぶれ」

マ「ベイダーもぉ、亡くなりましたねぇ」

編「“皇帝戦士”ビッグバン・ベイダー! 96年の1.4東京ドーム、アントニオ猪木戦は、自分の中では猪木のベストバウトです。さらに90年の1.4のハンセン戦も後世に残したい名勝負ですよ」

デ「そんなベイダーを連れてきた“獄門鬼”マサ斎藤も、今年かぁ…」

編「マサさんは本当にショックでした。生き様がカッコよすぎで、マサさんの信条『GO FOR BROKE(当たって砕けろ)』は自分の座右の銘にもなってるくらい好きなレスラーでした」

マ「マサさんと言えばぁ、解説時にマスクマンの正体をバラしちゃうお茶目な面もありましたねぇ」

デ「猪木との巌流島決戦も忘れられない」

編「そもそも、マサさんは64年の東京オリンピックにレスリング代表として出場してますし、海外で最も成功した日本人レスラーの一人ですから」

マ「本当に“偉人”にふさわしい人物ですぅ」

編「マサさんの凄いところを語ると、たぶん朝までかかるので、この辺にしておきますか」

デ「アメリカで刑務所にブチ込まれたエピソードも最高だけどね」

編「最後にマサさんの自伝『プロレス監獄固め血風録』、電子版で良いので復刻希望です!」

(第5回につづく?)