共感力・無関心・・・やはり好き

思いやりとか共感力がある人は素敵だと思うし憧れる。そういう人になりたいと思っているがうまくでできない。肝心な時にうまく言葉をかけることができたりしないのだ。

過去に「あなたは人の気持ちがわからない」と多くの方に言われてきた。同じ目に遭わないとだめなんじゃない?とか。つきあった人、家族、部下、お得意様…まあ、本当によく今まで生きてこれたものです(笑)

例えば身内を亡くした方に、思いやった言葉をかけることができなかった。その方に「冷たい」とのちのち言われた。でもさ、私も身内を亡くしたことはあるけれど、このときの言葉って諸刃の刃だよね。

例えば好きな人ができた友人に、あなたも人を好きになったほうがよいよ♡なんて言われて…なったことありますけどね。

会社を辞めたい部下からは「仕事につまづいたことないあなたには私の気持ちはわかりませんよ」って、つまづきまくってきましたけどね。

そもそも人の気持ちに100%同期することは可能なのだろうか?
マスターキートン(小学館、浦沢直樹・勝鹿北星・長崎尚志)のエピソードで奥様を亡くした男性に神父様が語るシーンがあり、それが頭から離れないのです。100%相手を理解することは不可能。理解したと思い込んでいる相手とのおつきあいが人生…みたいな…。これを私は否定的には捉えていなくてむしろその通りだと思っている。

私は人が好きだ。
ただ、距離感は独特ではあり誤解を生む可能性は高い。
好きになりすぎる傾向もあるし、嫌いになりきれない傾向もある。
非常に危険なので人に近づきすぎないようにしている。私は人を好き、好きじゃないで区分けしてしまうが…それ以前に「無関心」っていう区分けもあるみたい。そういう区分けに出会うとものすごく辛い(笑)。


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