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褒めることやめました。

子育てをする上で、私は少し前から、褒めることをやめました。
娘の自己肯定感を上げるために、少しのことでも褒めて
「すごいね!」「やるじゃん!」
と多少テンション上げて言うようにしてたのですが、正直疲れてきました。

その代わり、娘のやっていて「いいね!」と思うどんな小さなことでも、
「実況中継」することにしたんです。
例えば、自分で率先して後片付けしてたら
「後片付けしてるんだね」
夕飯を完食すれば「夕飯完食したんだね」という具合に。
実況中継してるだから、別にテンションあげる必要もないし、そのまましてることを言えばいいだけだから楽。

実はこれ始めてから、自分が楽になったのも事実なんですが、
何せ娘との関係が良くなりました。

「すごいね!」「いいね!」が有効なのは5歳ぐらいまでかなと思います。
小学校に入り、子供の社会が広がり、今までお母さんにべったりだったのが、自分の意思、意見、考えがでてきます。(第一次反抗期)
「個性」がでてきます。
行動はそんな自分の考えの結果です。
日常の小さなことで「すごいね!」とかあからさまに褒めるのは、ある意味上から目線に聞こえます。「親は子の上だ」と思うかもしれませんが、それは社会的なことで、2人の関係性に置いては緊急事態を除いては、平等、対等であるべきだと思うんです。

ただ「その行動、お母さんはみてるよ、知ってるよ」それがとーっても大切なんで、めちゃくちゃ自己肯定感を上げます。

私は、褒めるのをやめてから、本当に娘と対等な関係を自然と思えるようになり心地よいです。

実はこれは、子供だけでなく、夫婦関係においても、職場の中でもとても有効なんです。みんな認めて欲しいですからね。
「今日ワンピース着てるんだね」
「もう終わったんだね。」
「部屋綺麗だね」
というように、賞賛は含めなくても十分伝わるし、実はそのほうがさらっ自然と相手の心に入り、本人も意識しない潜在意識レベルで自己肯定感が上がります。

「すごいね!」賞賛は5歳まで。
歳を重ねれば重ねるほど、日常の生活の中での「すごいね!」賞賛は結構プレッシャーに感じたり、うざく聞こえたりするもんです。
実況中継も、目を見て言う必要はなくて、独り言のように言うことが、プレッシャーにならなくていい世代(特に思春期以降)あると思います。
「あ、片付けといてくれたんだ」のようにボソッと聞こえるように独り言を言う。こう言うのが、こそばゆい思春期には効果的だったりします。

ということで、皆さんも、相手とのより良い信頼関係づくりのために、また子育てを肩の力抜いて、効果的に行うために、「実況中継」試してみてください♪



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