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私と「手紙」の関係

私は、LINEやメールよりも手紙で気持ちを伝えることが好きだ。
自分史を辿れば小学生の頃からよく手紙を書いていた。

どうして「書く」ということが、そんなに日常として
私の生活に在るんだろうと考えた時、
母からの「手紙」が理由の一つだと思った。

小さい頃は所謂「カギっ子」で、
学校から帰ると家には母からのメッセージが毎日置かれていた。

おかえり~、とか、
お菓子は○○を買ってあるから食べてね、とか、
今日は6時に帰ります、とか、
そんな内容が書かれてあった。

毎日当たり前のように読んでいて
それが親子の会話の一つでもあった。
逆に自分が出かける時も、書き置きを。
スマホや携帯もない時代ならではだったんだな、今思うと。
それはとても温かくて、
電子文字より私は断然好きだ。

だから、今でも遠くの人にメッセージを送る時、
大事なことを伝える時、
そんな時には手紙を書く。
それが、いつの間にか私の「日常」になっていたんだなぁと
電車に揺られながら気づいた秋の日。

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