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たまに観たくなる

やらないといけないことがある。
でも、今日も気分が乗らない。
やる気が全然、出ない。
どうすれば、やる気が出るのか…

気分が乗らないのでYouTubeやアマゾンプライムを観る。
刑事ものが好きなのでそういった作品を観るけど、「相棒」なんかもそうだけど、最近の刑事ものは推理主体で昭和の刑事ものみたいな銃を撃ちまくるものがない。

日本の刑事もので銃を撃ちまくるのは荒唐無稽だけどたまにそういうものも観たくなる。
「相棒」だって、ある意味、荒唐無稽なんだし「西部警察」みたいなものがあっても良いんじゃないかと。

「西部警察」のDVDを買ったけど、今じゃ信じられない内容。
警察も犯人側もバンバン銃を撃つし、パトカーも犯人の車もバンバン壊れる。推理とかほぼ無い。やるかやられるか。
ニッサンがスポンサーだったので警察車両はニッサン。犯人の車はトヨタや他のメーカーと分かりやすい。
Wikipediaによると破壊した車両は約4,680台。1話平均20台。
こういうお金がかかる部分は今は無理だろうし、CGではない本物の火薬を使った爆破シーンは迫力があって面白い。

以前、CSで「Gメン75」という西部警察より昔の刑事ものがやってたので観たが雑だった。
設定では、選りすぐりの人材が集まった部署のはずなのに事件の目撃者の保護対象者を7人で警護してたのに近くで起きた事故に全員が気を取られて気付いたら保護対象者が拉致、殺害。または怪我を負う。
それが結構な頻度で起きる。選抜されたのではなく各部署のいらない人の寄せ集め感が強い。
あと、半年か一年に一回くらいの香港ロケ。ロケ地での犯人が毎回、同じ。まだ海外旅行がポピュラーじゃなかった時代、演者とスタッフが行きたいだけじゃないの?と疑問がよぎる。

他にも刑事ものじゃないけど「ザ・ガードマン」という50年くらい前の宇津井健主演のガードマンが警護先で事件に巻き込まれる作品。
当時、大人気で視聴率50%を超えたときもあり、警備会社へ就職希望する人が増えたらしい。

当時は良かったんだろうけど、今の感覚で観るとバラエティ。
覚えてる話は団地に住む奥さんが自宅で女性を殺してしまい、一旦、死体を隠し家族が寝静まった深夜、近くの人目につかない場所に埋める。

問題は自宅で大きな木箱に殺した女性を入れて箱をロープで十字に縛り、埋めた場所まで持っていったこと。
いくら夜中でも人間一人を箱に入れて団地の玄関、階段。埋める場所まで誰にも見られず、音も立てずに女性一人で?不可能犯罪だ。

挙句に最後の方で殺されたはずの女性が現れて、

「あんたに埋められた後、息を吹き返して出てきたのよ」

箱は外から十字にロープで縛られて、土の中に埋められたのに自力で脱出は特殊部隊の軍人やプリンセス天功でも無理かもしれない。
当時の人は疑問を持たなかったのか観てて不思議に思った。

この作品は、どんなにミステリーやサスペンスが好きな人でも犯人の推理は無理だと思う。話の最初に道ですれ違っただけのエキストラみたいな人が、
「実は俺はあいつと組んでいたのさ」
が多かったので真面目に推理しても絶対に犯人にはたどり着けない。
ある意味、深い作品。

最近、若者のテレビ離れと聞くし、
「懐かしのドラマアワー」
みたいな感じで再放送してくれれば観る人が増えそうな気がする。
当時を知らない世代には新鮮に観えるかもしれないし、少なくとも僕は観る。当時、観てた人も懐かしくなって観るかもしれない。
ドラマだけじゃなく昔のアニメとかも。

ジュースが飲みたいです('ω')ノ