ジュリア@ヘルスケア新規事業

ヘルスケア業界で、ビジネス・ディベロップメントとプロダクト・マネジメントをやっています。

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最近の記事

交渉力は、向上する。原則その2:事前準備としての「状況把握」「ミッション」

交渉力の話第2弾です。 前回、交渉の原則は以下の3つであり、交渉における論理的思考はどのように展開するかについて書きました。(「交渉力は、向上する。原則その1:論理的思考力」) 交渉の原則 1. 論理的思考 2. 事前準備 3. 創造的選択肢 今日は2の事前準備です。これがやることがたくさんあるのです。 事前準備の5ステップ『戦略的交渉入門』(田村次朗・隅田浩司著、日本経済新聞出版社)が勧める、交渉の事前準備は以下です。 事前準備の5ステップ 1. 状況把握 2.

    • 英語表現使い分け「長所」「利点」

      長所・利点を表す英語表現といったら、どんな英単語が思いつくでしょう?以下あたりでしょうか? Merit Advantage Strength それでは、それぞれの単語はどのように使い分けるのでしょう? Merit:特に優れた点、賞賛や褒賞に値するものGoogleでMeritの意味を英語で検索すると、以下のように書いてあります。 Merit: the quality of being particularly good or worthy, especially so

      • 交渉力は、向上する。原則その1:論理的思考力

        コミュニケーションが苦手でも、社会人である以上、交渉はついて回ります。まして、新規事業を立ち上げるなんて時は、交渉の連続です。 社外の会社と業務提携の話をまとめていく時、自社のサービスを買ってもらうべく営業する時...社外とだけではありません。社内でも交渉は発生します。社内のエンジニアリングのトップに、新サービスのためのサイト開発を依頼する時、スピード最優先で進めるべきプロジェクトの協力を他部署に仰ぐ時等々。 新規事業立ち上げにあたり、交渉の前面に自ら立ち、試行錯誤してみ

        • 壁打ち:ビジネス・デベロップメントで大事なこと その2

          ビジネス・デベロップメント1年生の私が、仕事をする上で大事だと思っていることその2。今回は、壁打ちについてです。 壁打ちとは相談とか、サウンディングという言葉が近いかもしれません。まだ粗いアイデアの状態で説明して、人に意見をもらうということです。もやもやとしている時、思考が先に進まない時等に活用します。何もアイデアがない時にアイデアを出すためにやるというよりは、ある程度アイデアを自分で考えて詰まってしまった時に壁打ちをお願いする、と使うことが多いように思います。 壁打ち相

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          見立て:ビジネス・デベロップメントで大事なこと その1

          ビジネス・デベロップメントを主な業務として取り組み始めてから、もうすぐ1年になります。ビジネス・デベロップメントは、会社によっては新規事業開発、事業企画などとも言うでしょう。私にとっては、新規事業のゼロ→イチをやる人というイメージです。 今、私はヘルスケア業界のAI(人工知能)に関する、新規事業に取り組んでいます。まだほとんど市場がないところに、市場を作っていこうとしています。 ビジネス・デベロップメント1年生の私が、この1年で学んだ、ビジネス・デベロップメントで大事なこ

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