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タルトタタンを焼いてみた:5回の品種でくらべてみた

アップルパイと同じく,タルトタタンもかなりの回数を重ねて焼いてます。今回で5回作りました🤣💦

その都度出来上がりが微妙に違いがあり、それがりんごに起因するものなんだろうかと5回焼いてようやく気がつくボケボケっぷり…

それで、これまで焼いた5台のタタンを、それぞれ使ったリンゴと共に眺め返してみようかと思います。

ちなみに4回目5回目は、土台にプリゼ生地を使わずに、アップルパイを作った時に出る2番生地を寄せ集めて焼いてるため,普通より土台が山高になってしまっています。
りんごに関してはどれも藤野貴子さんの「お菓子のきほん」の本に従って作っており、
りんごのカットは全て1/8カットを一切れとして使っています。
大体同じような手順で作っているので比較しやすいんじゃないかな。。😃

全体像

まずは全体像から並べてみます。

1回目  名月のタタン
2回目 紅玉のタタン
3回目 名月とシナノゴールドのタタン
4回目 シナノゴールドのタタン
5回目 サンフジのタタン

こうやって並べてみると,1回目のりんごが一番煮詰まってますが、これは少々焦がしたかなーという反省点がありました。

リンゴの詰まり具合の比較

ホールでみて角がしっかり立ちきっちり詰まっているのは,2回目の紅玉と4回目のシナノゴールド。
多分,この2種類のりんごの果肉は割と柔らかかったなかなという気がします。

反対にどうやっても隙間があいてしまった1回目の名月と5回目のサンフジは、果肉が割と硬くて詰まりにくかったのかな。。

3回目は名月とシナノゴールドのミックスでつくっていますが、リンゴ一切れずつがはっきりわかる割にしっかり詰まっていて,詰まり具合としてはこれが一番理想的かなぁと個人的には感じました。
硬めと柔らかめのりんごがほどよく詰まったんでしょうかね。


焼き色

1回目は焦がしてしまったかな…というのが明らかにあるので除外するとして…

出来上がりのりんごが少し半透明になるくらい煮詰まったのは、2回目の紅玉、4回目のシナノゴールド、そして5回目のサンフジ。

…ですが、実は5回目のサンフジはなかなか焼き色がつかず柔らかくなりにくかったので、他のものよりオーブン温度を10度から20度上げて焼いてようやくこの焼き色になりました。 
おそらくレシピ通りの温度で焼くと3回目のミックスのものくらいの焼き色になっていたかと思われます。
詰まり具合も5回目のサンフジは詰めにくく硬かったので、果肉が硬いことが色々影響してるんだなと感じました。

肝心の味は⁉️

さて、味と食感ですが…

一般的に使われるのは紅玉ですが、酸味が強いため子供には不人気でした🤣💦
綺麗に詰まるんだけどなー。。。

同じく,1回目の名月も酸っぱいと不人気…

私はどちらも酸味が美味しいと思いましたが、やはりクリームを添える方がより美味しいなと感じました。

そして詰まり具合は美しいものの焼きが甘かった3回目のミックスリンゴのタタンは,焼きの甘さが故にかかなりあっさりしていて,少々ものたりませんでした。

そして、旦那子供にも評判が良かったのは4回目のシナノゴールドのタタンと5回目のサンフジのタタン。
酸味が強くないため,りんごがどんどん食べ進むといった感じでした。
さらにいい飴色までキャラメリゼができているので、コクもあってなおよし✨という感じ。
クリームなどを添えなくても、パクパク食べれるタタンになりました。

総括

これだけ作って感じたのは,
りんごによってはカットの大きさ,砂糖の量、焼く時間と温度、それぞれ変えないといけないなということ。
当たり前のことなのに,このくらい回数を重ねないと実感しませんでした…むむむ。

サンフジに関しては,果肉の硬さがアップルパイにはサクサク感が出て良いものの,タタンにするならりんごのカットの大きさをもっと小さめ(薄め)にしないといけないんだなと感じました。

今回使ったりんごの食味がチャートになっているサイトがありました。
これをみる限り、シナノゴールドはかなり硬めのりんごということなので,今回の結果とぴったりマッチしているわけではない様子。
でも、こういう情報を元に、品種によって色々工夫していこうと思いました😃

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