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【アメリカ生活】英会話スキルの前の文化的理解

◇自己紹介

こんばんは。今日もお疲れ様です。
わたしは子連れアメリカカリフォルニア駐妻のMaamです。

子供が二人。駐妻歴は東南アジア2か国を含め通算で9年目。
ここカリフォルニアで日本人の方とも幸運にもお知り合いになり、仲良くさせてもらっています。しかし、それも数人。毎日はアメリカ人の中でなんとか生きています。

このNOTEは、
英会話スキルとは言語スキルだけではなく、文化の理解を含む。
アメリカでは、コミュケーション段階によって重視されるスキルは異なる。という事を考えるものです。

◇会話がセキュリティネット

スーパーマーケット、道ですれ違う人、たまたま隣に駐車した人、病院、アメリカでは、見知らぬ他人から本当に気軽に話しかけられるので、来たばかりのころは本当に驚きました。

すぐに話しかけてくるなんてフレンドリー!
じゃあすぐに友達になれるんじゃない?
答えは、、、、残念ながら、NOです。

◇コミュニケーションの目的

礼儀、情報交換、マナー…
私は長らくコミュニケーションの目的を「相手と仲良くなるためのもの」と捉えて生活してきました。
しかしアメリカでは、コミュニケーションで「仲良くなる」のは次のステップ。
実はその前に大きなステップがあり、ここに時間がかかるのでした。
それは、「怪しい人間ではないとわかりあうこと」です。

日本でも、井戸端会議というのがかつてよく見る光景としてありましたが、
アメリカでは挨拶と笑顔とスモールトークで
「わたしは怪しい人間じゃありませんよ!(あなたはどう?)」とやる感じです。
つまり挨拶とセットの「How are you doing!」や「How do you do!」は、相手の応答をあまり期待していない問いかけです。

◇まずはなにが最も重視されるのか

アメリカ英語で外国人のことを「Ailian」と呼びますが、私たちはただしくエイリアンとして
「あやしい人間ではありません。不快な人間ではありません」
ということをよく会う人々に把握してもらう必要があります。
エイリアンから、名前のある人間になっていくのです。

この段階で大切なのは、「笑顔」「堂々とまっすぐ相手の目を見る」「マナー」「ふつうの恰好をしていること(←笑)」「明るい声のトーン」「自然体」
だと思います。
相手の目をまっすぐ見ない、体をまっすぐ向けないのは、こちらでは「嘘をついているサイン」と捉えられてしまうことに注意が必要です。

※おそらくですが、相手が怪しんでいるときほど、長い会話をさせられてるような気がしています(笑)。

スモールトークにびびりすぎて、
「知り合いがいたら先に挨拶して笑顔で去るぞ!」とこわばっていた時期もありましたが、今思えば、逆に気合入りすぎですね笑。

英語をがんばって友達を作るぞ!
という方も、アメリカ人の殻は(みなさん言いますが)実はとても固いので、時間をかけて、あやしくないよ、無害だよってわかってもらってからで全然大丈夫です。どうぞ焦らずに。
あなたを知ってもらう機会は、本当にたくさんあります!


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