根性論はただの思考停止。
根性論って大嫌いなんですよね。
「成功できないのはお前の努力が足りない」
とか
「努力さえすればきっと報われる」
とか、そういうやつ。
私だけじゃなく、多くの若者が嫌うものではないでしょうか。
気持ちさえあれば全員東大に入れるなんてことはないし、
机に向かっている時間で合否が決まるものでもない。
それは全員分かっている事だけど、「やる気・忍耐・根性」に重きを置いて語ってくる大人は多いんですよね。
だいたい根性論を言ってくる大人って、具体的な解決策を提案できないことが多いです。
「仕事や勉強をとにかくやりまくれ」みたいな、抽象的なアドバイス・命令をしてくる。
どうやって勉強したらいいのかとかの具体的なアドバイスはなし。
そして根性論者のキライな言葉は、「効率が良く」とか「新しい方法」。
古い考えや古典的な方法に固執しているんですよね。
この一面だけを見ても思考停止していることが分かります。
結果を出せるなら、新しいやり方にも目を向けたらいいのに。
その人・その時代に合った考え方が出来ないから、「根性」という簡単な言葉で片づけざるを得ないのでしょう。
考えられないのか、考えるつもりがないのかは分かりませんが。
おそらくこういう人は、
「俺が苦労してきたんだから、お前も同じように苦労しろ!」
って考えを持っている節もあるのではないでしょうか。
汗水垂らして得たものほど素晴らしいものはない。
こういう価値観も素晴らしいですが、他人に押し付けるものではないですよね。
こんな先生や上司についていては結果は出る訳がありません。
もし結果が出たとしても遠回りだったり、無駄に精神をすり減らすことになります。
ただ、成功するためにはある程度の根性は必要。
これはしっかり理解しておかないといけません。
基礎学力がない人は時間をかけた繰り返し練習は必要だし、
よっぽどの天才を除いては、1日数時間の勉強だけで東大に入れるわけもない。
量をこなしていかないと質は上がるはずがありません。
人よりも高い所に行きたいのなら、やはり根性は必要です。
根性論ばかりで具体的な話が出来ない大人はNGってことですね。
●迷いなく頑張れるように具体策を示す
●一つのやりかたに固執せず、柔軟に思考する
●相手に求める以上に自分も根性見せる
こんな指導者に、私はなりたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?