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英検1級・準1級に向けたライティング対策

こんにちは!Parusです。
英検の1次試験において、ライティングはリーディングやリスニングと同じ割合を占める重要なパートです。特に1級や準1級を目指す場合、ライティング対策は必須です。この記事では、英語ライティングの論理構成について詳しく解説し、短期間で効果的にスコアを上げるための方法を紹介します。

なぜライティングの論理構成が重要なのか

ライティングは、英検の試験において1/3を占める重要なセクションです。リーディングやリスニングと比べても、比較的短時間で結果が出やすいという特徴があります。そのため、ライティングを制することが英検合格への鍵となります。

英語のライティングでは、論理構成が日本語の文章とは異なる点に注意が必要です。英語の論理構成を理解し、適切に文章を組み立てなければ、正しい英文を書いていても、得点は低いままです。

英語ライティングの基本的な論理構成

英語のライティングでは、結論を先に示す「トップダウン方式」が基本です。これは、日本語の文章で一般的な「結論を最後に述べる」という形式とは異なります。結論→理由→まとめの流れを意識して、文章を構成することが重要です。

具体的な構成は以下の通りです。

第1段落: 結論と理由の提示

最初の段落では、まず自分の意見(結論)を明確に述べます。その後に、意見を支持する2つ(1級では3つ)の理由を簡潔に示します。この段落は、読者がすぐにあなたの主張を理解できるようにするためのものです。

例: "I believe that online education is more effective than traditional classroom education. This is because it offers flexibility and access to a wider range of resources."

第2段落: 理由1の詳細説明

次に、第2段落では最初の理由を詳しく説明します。具体例やデータを用いて、なぜその理由が有効であるのかを論じます。この段落は、あなたの主張を強化するために非常に重要です。

例: "Firstly, online education provides flexibility for students to learn at their own pace. For example, working professionals can balance their studies with their jobs because they can access course materials at any time."

第3段落: 理由2の詳細説明

第3段落では、2つ目の理由を同様に詳しく説明します。この段落も具体的な事例やデータを用いて、論理的に主張を裏付けます。

例: "Secondly, online education offers access to a wider range of resources. Students can take courses from top universities worldwide without leaving their homes, which would be impossible with traditional classroom education."

第4段落: 結論の再提示

最後の段落では、再度結論を述べ、文章全体を締めくくります。この段落で読者にもう一度主張を強調することで、論理構成が一貫していることを示します。

例: "In conclusion, online education's flexibility and wide range of resources make it more effective than traditional classroom education."

実際のライティング対策とアドバイス

英検のライティングでは、実際に取り掛かる前に賛成と反対の両方について理由を多めに挙げておくと、論じやすくなります。英検に合格することを目的とするならば、自分の意見よりも、自分が書きやすいテーマや理由が揃っている方の意見を選ぶことが賢明です。

添削の重要性

ライティングのスキルを向上させるためには、第三者の添削を受けることが非常に重要です。自分が書いた文章は、自分では良く書けていると思いがちですが、客観的なフィードバックを受けることで、改善点が明確になります。得意な人に添削を依頼することで、文章の論理性や一貫性を高めることができます。

ちなみに、僕自身もライティングの添削を行っており、1文500円で対応しています。興味がある方はぜひご相談ください。(全然周りの人に頼んでいいと思いますが笑)


ライティングの論理構成を制するものが英検を制す

英語ライティングにおいて、論理構成は極めて重要です。結論を先に示し、理由を明確に説明することで、読み手に強いインパクトを与えることができます。また、第三者の添削を通じて、客観的な視点から自分の文章を改善することも欠かせません。

ライティングを制する者は英検を制す、と言っても過言ではありません。実際に僕が1級に合格した時、リーディングで予定通りの点数は取れなかったものの、ライティング対策をしっかりしていたおかげで余裕を持って合格できました。


ここまで、英検1級・準1級のライティング対策法を解説してきました。いかがでしたでしょうか。
普段は現役東大生として、高校時代の勉強法や大学生活の実態、起業家として学んだことを発信しています。取り上げてほしい分野や内容などありましたら、1週間以内に解説しますので、リクエストお待ちしています!

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