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道の街を踊る[2024/05/06-05/12 日記]

5/6(月)
きょうも一日仕事。といっても丸一日かかるような仕事ではない。早く終わらせて本を読みたいなあと思いながら働いていたけれど、実際に仕事が終わると疲れてしまって何もできないのであった。
おやつに夫が出張で貰ってきた信玄餅を食べた。わたしは母が山梨出身なので、物心つく前から信玄餅をそれはもう山ほど食べてきた。久しぶりに食べても、やっぱりなんだか実家の味がする。安心感。
結局ほとんど本を読めないまま一日が終わってしまった。

5/7(火)
ものすごくリアリティのある夢を見た。リアリティがありすぎて、目が覚めたとき一瞬夢と現実の区別がつかなかった。しかし夢の中でもTwitterで呟いていたのにはうんざりする。
久しぶりに市場に行く夫に付いていった。この市場ももうあと数えるくらいしか来られないと思うと、なんだか感慨深い。
なんだかむしゃくしゃして、なにも手に着かない。むしゃくしゃを抑え込むように本を読んで、『ペンギンの憂鬱』を読み終わった。
夜ごはんを食べながら「ターミネーター3」を観たら興奮してしまってちょっと寝付くのに苦労した。

5/8(水)
昨日ちょっと夜更かしをしたせいか気分が落ち込むので、朝ごはんを食べたあとお昼ごはんまで二度寝した。といってもそもそも起きたのが12時くらいだったので、二度寝して起きたのは15時過ぎだった。
そのあとはほんのちょっと気分がましになったので、『古代ローマ帝国』を読んで、夕方お散歩に行った。悲しい気持ちで、不安が治まらなくて、いつもより時間をかけて公園の中をぐるぐると歩き回った。薔薇がすこし咲き始めている。もうそんな季節なのだ。
先週から読んでいた本たちを読み終わったので、次に読む本を決めた。まずは『鈍色幻視行』を読み始めたけれど、どうにも眠くて、23時半には布団に入って眠ってしまった。

これから読む本たち。

5/9(木)
不安な気持ちが続いていたせいか、よくわからない夢をたくさん見た。それでもひとつひとつ片づけていくしかない。ひとまず引っ越しに向けて仕事をしばらく休む旨を取引先に伝えた。
昨夜お風呂に入らずに眠ってしまったので、お風呂に入らなければならないのだけれど、入りたくなくてぐだぐだとだだをこねた。でも結局入った。えらい。
気分が落ち込むのをなんとかしようと、午後は作業に没頭した。適度に頭を使って、熱中できる作業。わたしにとってはnoteの編集と読書会の記録のまとめがそれだ。
夜知人と夕食を食べる予定があったので外出した。外の気温が21度というので春物の上着を羽織っていったけれど、結局暑くてほとんど脱いでいた。街中の人達も半袖が多い。まるでもう夏が来たみたいだ。

5/10(金)
明日から旅行なので、やることが多くて、てんてこ舞いだった。こういうときはやることリストを作るのが一番なので、ちゃんとリストにして、ついでに呟いておいた。みんなに宣言しておくのが大事(たとえ誰も見ていなくても)。
掃除と洗濯をして、トラムに乗ってぴゃっと買い物に行って、荷造りをして、夜ごはんを食べながら「ターミネーター4」を観た。いつも旅行の前日はほとんど徹夜で準備をすることになるのだけれど、今回はそれなりにまともな時間に寝ることができたのでうれしい。

5/11(土)
朝5時半起きで、6時には家を出た。まだ外は薄暗く、上着を着ていても寒い。駅の売店でパンオショコラと温かい紅茶を買った。あまりにも寒くて、ホームを歩いているときに手が震えてしまい、紅茶を少し零した。
電車で4時間弱で、古都リヨンへ到着。今回は夫の知人たちの集まり。わたしも知らないひとたちではないけれど、ちょっと緊張する。駅でそのうちのふたりと合流して、一緒にお昼ごはんを食べた。色々迷った末に比較的リーズナブルだったラーメン屋さんに入ったのだけれど、これが案外おいしくて当たりだった。

鶏塩ラーメン。


午後は夫とふたりで印刷博物館に行った。何も知らずに行ったのだが、企画展で宮崎駿関連の展示をしていて、そのせいか長蛇の列ができていた。1時間も並んで、中を見れたのも1時間くらいだった。それでも期待していたよりもおもしろかったのでよしとする。

クロネコヤマトにも言及しているとは。


夕方にみんなと合流して、街外れの大きな公園でピクニックをした。何倍飲んだか分からないくらいぱかぱかと紙コップを空けて、夜9時過ぎに公園を出たときにはすっかり酔っていた。宿に戻ったあと、交替でお風呂に入るころには脚が久しぶりの強行スケジュールに耐えかねてすっかり熱をもってしまっていて、ひとり早めに寝ることにした。みんなの話している声を聴きながらうつらうつらして、夫がベッドに入った5時ごろにようやくちゃんと眠れた。

5/12(日)
少しましになったけれどやっぱり朝から脚が痛い。
昼頃に宿を出て、駅に荷物を預けようと思ったが、手荷物預かり所が長蛇の列で諦めた。きょうが連休の最終日のせいかもしれない。荷物を背負ったままま川沿いの公園でみんなと再度合流して、また飲み会をした。昼から野外で飲むのは気持ちいいが、ちょっと暑すぎた。
15時ごろに一足先にみんなに別れを告げて、夫とふたりでリュミエール博物館に向かった。ここも荷物を預けるところがなくて、ずっと荷物を持っていたので疲れたけれど、展示はとても面白かった。中庭が公園になっていて、赤ちゃん連れの人も大勢いて、のどかな感じが良かった。

春。


夜ごはんを買って19時過ぎの電車に乗り、2回乗り継ぎをして、ストラスブールに着いたのは0時半過ぎだった。電車に乗る前と乗り換えのときと2回も夫と喧嘩していたので、もうへとへとだった。しかもなんとトラムはもう終わってしまっていて、家まで50分近く歩く羽目になった。途中で荷物を夫に持ってもらって、なんとか家に辿り着いた。
歩いた歩数は2日で3万4000歩だった。引きこもりにはしんどい。荷解きもしないで、脚に湿布を貼って、そのままばたんきゅーだった。


先週の日記はこちら。

日記について考え中。


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