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(私が)もっと知りたいコーヒーのこと/(2020/06/16 追記 : 自己紹介)

&、私がもっと知りたかったコーヒーのこと。

バリスタの仕事を始めた2012年ごろ、スペシャルティコーヒーの情報を得るのは結構大変で「どうやら○○だから、△□らしいよ」という風に人づてに得た情報を信じきって、実はその情報は間違っていたと後から別ルートで気づいたり、読む本・雑誌ごとに全然違ったことが書いてあったり、まだ今ほどインスタグラムが流行っていなかった頃の話でそれなりに苦労した覚えがあります。


コーヒー豆の品種の違いや新しい生産処理方法を調べてワクワクしたり、農園のある場所を地図で探して畑を想像してみたり、チマチマと自分なりに楽しみを見つけて、コーヒーに対する様々な疑問を補ってきました。でも例えば地球温暖化でコーヒー業界は50年後にどうなっているのか?とか、生産者に利益は還元されているのか?ごみやリサイクルの問題はどうなるの?といった問題に対する答えはなかなか見つからず、…でも、誰も大声を上げないから、きっとどこかの誰かがうまいこと問題を解決してくれているんだろうな〜、と、ずっと思っていました。


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最近ではこういう情報を得ることはずっと簡単になったものの、生産地の写真や収穫状況の写真を見て満足し本文は英語だし面倒なので読み飛ばす、というパターンがほとんどだなとふと気付き、もしかして結局得られる情報量って昔とそんなに変化していないかもな?と反省しました。自分が読むついでに世界のコーヒーニュースを要約してそれを紹介するnoteを書いてみたら、日本のコーヒー好きの人たちももしかして読んでくれるかな?と思い立ち、気合を入れてやってみることにしました。今回は気合を入れてるだけで、記事の紹介はしませんが…。


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めざすところ

コーヒーのニュースを発信している会社がいくつかあるのですが、その記事の中からビビッときたもの・面白そうなものを翻訳・要約してnoteに載せる、という風にしていこうかと思っています。
今のところRoast Magazineという雑誌の編集部が運営しているDaily Coffee Newsから翻訳+掲載許可をもらっており、主にここから記事をピックアップしていこうと考えています。

意見や感想など反応をもらえるようにがんばります。何より日本にもっとコーヒー好きの人たちが増えればいいな。


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追記(2020/06/16)

元々はコーヒーニュースの記事翻訳をしたいと思って始めたnoteなので、記事に関係ないから書く必要はないかなと思って自分自身の経歴や説明を特にしていませんでした。
が、最近載せているトピックに関連した個人所感を書くようになり、少し自分の説明も書かないと記事や情報、ひいては翻訳の信頼度が上がらないかもしれないなと考えるようになったので、固定記事に追記として自己紹介をすることにしました。


私がコーヒーに関わる仕事を始めたのは輸入食材店カルディのアルバイトが最初です。その時はまだバイトなのでコーヒーに関することは本当にごくごく基本的なことしか学びませんでした。唯一、紙パックに入った「ホテル用リキッドアイスコーヒー」を社割で買って帰って、ホテル用って書いてある割にはコーヒーって言うより麦茶の味がするなあと思ったのは覚えています(今考えるとロブスタ種だったんだろうなあと納得です)。
ちなみにカルディでバイトを始める前、タリーズとスターバックスの面接に落ちました。

その後何年か経って個人経営のスペシャルティコーヒー喫茶店でバリスタとして働き始めることになり、スペシャルティコーヒーのことやコーヒーの作り方を叩き込まれました。その時福岡に住んでいたこともあり、manucoffeeやRec Coffee、ハニー珈琲などスペシャルティコーヒーで有名な店、珈琲蘭館や豆香洞コーヒーなど地域に根ざしたコーヒー屋など、とにかく色々なハイレベルの店を訪ねてはコーヒーを飲み、毎日カッピングをし、コーヒーまみれの生活を送りました。

数年後、なんとなく海外に出てみたくなり、ワーキングホリデービザを使ってオーストラリアに2年滞在しました。その間ビザ延長のため6か月ほど農業(主にフルーツピッキング)をし、オーガニックのコーヒー農園で働いたり、オーガニックのワイナリーで収穫と醸造を手伝ったり、その後はメルボルンでバリスタとして働いたり、シドニーにあるコーヒー生豆のインポーターの会社で数か月インターンとして働いたりしたりしました。

現在はイギリスでワーキングホリデー中で、コーヒー会社でコーヒーの焙煎をメインに働いています。

バリスタ、ロースター、インポーター、さらに少しですが農業、生産に関わる仕事も経験しているので、ある程度幅広い知識は持てているかなと自負しています。が、その深さはと問われると各仕事を比較的短期間でしか経験しておらず、まだまだ未熟な部分が多いと言わざるを得ません。

noteというツールは個人ブログと比較して「開けた場所」という感覚がつよく、より多い人により多い情報を伝えられ、さらにはより多くの人からより多くの情報を得られるかもしれない、と思って選びました。私が、読んでいる人が、というよりも、色々と情報共有ができるフィールドになればいいなと思いながら翻訳と所感を書いています。スキだけでなくコメントも残していただけると嬉しいです。


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junko

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