「星結び」*言の葉Days365*11/27
星結び巡り降りたる冬の雁
森八七菜
🕊️*〜🕊️*〜🕊️*〜🕊️*〜🕊️*〜🕊️
「冬の雁(ふゆのかり)」
(冬の季語)
「ふゆのがん」
「寒雁(かんがん)」ともいう
シベリアから越冬のため
渡り来る雁
湖沼や冬田など
枯れ果てた風景の中で
冬を群で過ごす
「朝まだき」
夜の明けきらない頃
早朝のこと
🕊️*〜🕊️*〜🕊️*〜🕊️*〜🕊️*〜🕊️
吹く風は冷たくなり
夜明けは あとへあとへと
遅くなる
朝まだき街の空には
数えるほどの星が瞬き
そんな星を結びながら
飛ぶ鳥の姿が見える
それは夜空を巡り
幾つもの星座を結び
舞い降りる冬の雁ではないか…
「冬の星座」
それは冬の使者
「冬の雁」が
結びしモノなのかもしれない
朝まだき…冬の朝に
冬の星座を見上げて見ませんか?
素敵な1日を…
深謝☘
🕊️*🕊️*参考資料*🕊️*🕊️
「短歌俳句動物表現辞典 歳時記版」
大岡 信 著
写真
箕面の駅前の夜景
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをお待ちいたしております。
いただいたサポートは、
「俳句はじめました✏️」俳句初心者が俳人となる、その日までの記録の記事を書くための資料や準備のために使わせていただきます。
よろしくお願いいたします。