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エッセイ|夏のビールの美味さときたら #22


非常に暑い日が続いている。

続いているけども、
ここまで暑いとそれはもうビールが美味しくて。
夏にビールを飲まなきゃ何するの?
というくらいに美味しい。
この暑さによって通常のビールの美味さを
増しで演出してるまである。
暑さにすら感謝を覚えるレベル。

最近では暑い中歩いていると、
とりあえずビールが飲みたくなることが
頻繁に起こっている。
「一旦どっかに入ってビールを飲もう」となる。
これは確実に夏のなせる技だ。

そう言いつつも、ここしばらくは
飲んでいない期間が続いていたので
「もしかしたらもうこのまま
あまりお酒を飲まなくなるのかな?」
なんてうっすら思っていたこともあったけれど、
全然そんな事なかった、
全然めちゃくちゃ美味しい。

まぁ元々毎日飲むとかではなかったんだけれど、
やっぱり私の場合は、
私の世界にお酒が存在しなくなる
というのは少し寂しい。
いや、結構寂しいかもしれない。

誰かと飲むとかの雰囲気的な意味ではなく、
お酒そのものの存在。

お酒を飲んでいる時というのは
人生の小休止的なところがあって、
パキッとした現実の輪郭が
やわらかくなって、解像度が下がる。

あの解像度の低さが
気持ちをラクにさせる部分もあって、
そういうところが優しいなと感じる。

ヒーリング的なところもあるよね、と。
良く言うと。



そんな感じで、
暑い日々が続きますが生活のなかに
小さな楽しみを散りばめながら、
夏を楽しんでいけたらいいなと思います。

時には小休止を挟みながら
気楽にやっていきましょう。


お読みいただきありがとうございました。


タイ料理のお店で頼んだもの。
見出し画像はグラスが空の状態で撮った謎のタイミングの写真だったので注いだ写真も載せます。
(と言いつつこれも飲みかけ)

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