自分の使命は何か?と考えたりもするけれど #55
私は自分の使命というのか、
自分という人間ができること、
やるべきことは何なのか?と
考えることがこれまで度々ありました。
そしてそういったものに憧れがありながらも、
自分自身にはそのような感覚のものはなく、
そういった(ように見える)ものに
突き進んでいる人を見ては、
気づけば比較して「自分は何なんだろう」と
時間を、人生を、自分という人間を、
ただひたすらに消費している
だけのような気がして、
時にいたたまれなくなったり
呆然としてしまうような時が
あったりしました。
あったりしたけれど、そして現在進行形で
それはあり続けるのだけれど、
しかし、
いわゆる天職や使命、天命などと
言われるものについて、
人は明確に分かっていることばかりではなく、
そういった事については、
現時点ではあまりこだわりすぎなくても
いいのではないかと感じました。
自分のやるべきこと、
今目の前のことをやって、
粛々とそれに取り組む。
どんどん進んでいるように見える人、
どんどん行動を起こしている人、
そういった人たちを見て焦る必要はなく、
自分とそれ以外の他人というのは
みんな同じ世界で、同じ線の上を
生きているわけではありません。
それぞれに世界があり、
それぞれの道を歩んでいて、
そこに上も下もなければ、
前も後ろもないもの。
ただただ、
自分のやるべきことをやるのみ。
自分の今の生活を、日常を、
意味付けなどはせずに集中する。
そうすれば、
今よりもう少し澄んだものの見方が
出来るようになる気もします。
日々さまざまな事を思いながらも
それでも一日は終わり、
そしてまた始まる。
毎日を生きていることの尊さ。
そのようなことに立ち返れるような
冷静さは持っていたいと思います。
あなたが今日も安心して
自分自身の人生を生きていけますよう。
お読みいただきありがとうございました。