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37歳シングルマザーと株式会社ニットの5年間

突然ですが、株式会社ニット退職です。

昨日、株式会社ニットでの最終出社日を迎え、2020年9月30日付で5年間(正社員としては3年間)お世話になった株式会社ニットを退職することになりました。

誰よりも会社を愛してるからこそのジレンマ

代表にも、メンバーにも伝えたのですが、私は株式会社ニットという会社を創業者である代表以上に『愛してやまない』気持ちに自負があります。
何の社会的経験も無かったバツイチシングルマザーに手を差し伸べてくれ、沢山の経験と未来を得ることができたかけがえのない会社です。
心の底から応援したいと思える大好きなクライアントにも恵まれました。
ニットのミッション・ビジョンはこれからの社会で絶対必要になるし、自分と同じようなシングルマザーの光になると心から信じています。

MISSION
「あなたがいてよかった」をすべてのひとに
VISION
「未来を自分で選択できる社会をつくる」

そんな大好きな会社をなぜ離れようと決意したのか。
きっかけは『身体に異変が出た』ことです。
ほぼ創業メンバーとして運営サービスのHELP YOUや、株式会社ニットに関わる中で、少しでも多くの価値を発揮できるようにがむしゃらに働いてきました。スタートアップ特有の課題ではありますが、やりたいことに対して圧倒的にリソースが足りない。でも何とかもっといいサービス・会社にしたい。顕在化している課題は沢山ある。そんな状況を解決したいと願い、解決しなきゃとどんどん自分を追い込んでいくことになりました。

文字通り、『寝食を忘れて』仕事に没頭していく中で、想いが強すぎたからこそ根本の課題を解決できない状況に知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまい、結果身体を壊してしまいました。

もちろん、沢山の素敵なメンバーに恵まれ、一丸となって解決できたことも沢山あります。本当にイイヤツが集まってるんです。ニットっていう会社は。
でもイイヤツばっかりだからこそ、もっと会社を良くしたいのにできない自分にストレスを感じちゃったんですね。割り切ってしまえば楽になるんですが、ニットへの愛情深さがそれを許しませんでした。

シングルマザーとしての葛藤

私には中学1年生の娘がいます。思春期×中二病真っただ中の甘えん坊な愛しい娘です。ひとり親で育て上げると決意した時に、不自由なく育ててあげたい、娘の未来の選択肢を狭めないように、しっかり稼いでおきたいと強く感じていました。漠然と、『自分に何かあった時に困らないように』しておきたいと考えていたんです。

でも身体が不調になった時に、『今、私が死んだら娘はどうなるんだ』ともの凄く恐怖を感じました。
キャリアを積み重ねて、稼げる人間になっておかないとという気持ちと、体を壊したら元も子もないという気持ちがせめぎあう状態でした。

パラレルキャリアとしての働き方改革へ

そんな葛藤の中で選んだ答えが、株式会社ニットを退職するという選択です。正社員として、事業メンバーとして関わってしまうと、苦しくなってしまう。でも大好きな会社なので、何か折り合いの付く状況が作れないのだろうか?

そこで、自分のミッションをより狭めた形で、業務改善コンサルタントとして、プロジェクトベースでの関わり方という答えにいきつきました。
ニットではフリーランスとして大好きなクライアントワークに集中できる環境!
転職先ではマーケターとして、これまたクライアントワークで価値発揮できる!

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サウザーさん、良いこと言うなー←←
『ならば愛などいらぬ!!』とはならないけど(笑)

これからの自分の未来に期待大

元々、ニット在職中もフリーランスとして活動していましたが、今後はもっと積極的に正社員+フリーランスとしての活動を行っていきたいと考えています。自分が間に入ることで、関わってくれる会社に相乗効果で価値を発揮していきたい。困っている会社間のハブのような人間になりたい
欲張りなので、マーケティング戦略も経営戦略も業務改善も全部諦めたくない。

仕事大嫌いだ~~~~不労所得で左団扇で生きたい~~と言いながらも、根っこは仕事大好き人間なので、これから出会う沢山のクライアントさんの笑顔を想像しながら、わくわくした気持ちで新しい一歩を踏み出したいと思います。

サポート大歓迎です!いただいたサポートはインプット用の書籍代や、シングルマザー支援での活動費にさせていただきたいと思います!