Day 35 愚行による成果物?を振り返る

旅行4日目。
ホテルの予約まわりのあたふたで
宿泊先をダブルブッキングしてしまった。

3万円ではない方の宿に
キャンセルを告げたものの、気が咎めたので
直接訪問してお詫びと予約金を渡しに行くことにした。

ちょうど近隣のお店に行きたいとも思っていたし都合もよい。

この日はとても天気が良くPM2.5も少なくて
空が青く暑かった。お休みの日なので人でごった返していた。

キャンセルをする宿に着くと大きな静かな犬が出迎えてくれた。

本当に歓迎してくれてたのよ?

ドラマに出てくるような昔ながらの間取りや縁側、
布団や鏡台が見えて心が躍った。
3万円の部屋がキャンセル出来てたら間違えなく
こっちに行ってる。

申し訳程度のお土産と予約金をオーナーに渡して
改めてお詫びの言葉を述べた。

最初は困惑こそされていたものの、事情を汲み取ってくださり美味しいお茶を煎じてくださり、
小一時間ほど談笑して宿を後にした。

ドラマが好きだと話したことから、
好きな俳優やドラマは何かという話に花が咲き、
主人の個人的なお勧めを沢山教えてくださった。
なかなか私の琴線に触れるたまらない時代のものばかりで(サブスクないやつばっかり)
そこもまた気に入った。

次くる時予約したかったらここに連絡してと
個人的な連絡先も教えてくれた。

私はきっとまたここに必ず泊まりに来る。
(冬は激寒ぽいけど)

人にも迷惑をかけながらも、
めちゃんこ疲れたけれども
こうやってハプニングがあったからこそ
新しい出会いに触れ合えるのが
旅の良さなんだと綺麗事に昇華しておく。





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