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転職エージェントが予想する、アフターコロナに伸びる業界 part2

新型コロナウィルスは日本経済に深刻な打撃を与えたと同時に、人々の働き方の変化、ビジネストレンドの変化をもたらしたのではないでしょうか。

これから伸びるであろう業界を、企業業績などの観点から考察・予想してみました。今回のnoteはその第2弾です。

*第1弾のnoteはこちら

オンライン診療(遠隔診療)

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、4月からオンライン診療が一時的にに全面解禁されました。

オンライン診療は2015年8月に事実上解禁されましたが当初は制限事項が多く、あまり普及が進まない状況が続いていました。今回のコロナショックを契機に人々のオンライン診療への関心が高まり、需要も急拡大しているため、オンライン診療の普及拡大に向けて大きく前進したと言っていいでしょう。

実際、オンライン診療サービス「CLINICS」を提供している株式会社メドレーや、LINE上で医師に健康相談できるサービス「LINEヘルスケア」を提供しているエムスリー株式会社の株価が、オンライン診療の一時的な全面解禁発表後に上場来高値を記録するなど、世間からの期待と注目を集めている業界だと思います。

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しかし、オンライン診療には日本医師会が慎重な立場をとっているため、新型コロナウィルスの収束後はどこまで制限を復活させるかの議論が続いています。議論の結果によっては、普及拡大に時間がかかる可能性もありそうです。

MaaS(Mobility as a Service)

MaaSは「Mobility as a Service」の頭文字をとった言葉で、マースと読みます。

名前が似ているSaaSと異なり、日本では実際のサービスが稼働していないため、具体的にどんなサービスなのかイメージするのはちょっと難しい・・・

例えば、スマートフォンの専用アプリに目的地を入力すると、タクシー・バス・電車・レンタカーなどの交通手段を組み合わせた最適な移動ルートが提示され、アプリ内でシームレスに全ての手配ならびに支払いができるようなサービスです。

ちなみにフィンランドでは実際に「Whim」というサービスが稼働しており、日本上陸も決定しています。

2018年、トヨタ自動車の豊田章男社長は、自動車を作るだけのメーカーから脱却し、モビリティサービスを提供するモビリティカンパニーへの変革を宣言。自動車業界に衝撃を与えました。

シェアリングエコノミーが拡大しているように「所有から共有」へと消費者の意識も変化しており、MaaSは今後の日常生活に浸透していくのではないかと予想しています。


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