先生の学び合い〜チーム外国語〜

「学び合い」…教育現場ではよく使われる言葉です。
私は、この「学び合い」が好きです。
でも、このコロナ禍で対面での研究会やサークル、学習会が激減しました。
よく言えば「一人学び」。
でも、やっぱり限界はあるもの…

そんな中でも、学び合う先生たち「チーム外国語」について少しご紹介します。

「授業てらす」のチーム外国語は、月に1回のペースで定例会をしています。
年度末を控えた3月14日に、4人の実践発表をしました。
担任、専科それぞれの立場で授業や実践について語り合いました。

楽しい英語は一日にして成らず!

⭐︎めぐうみさんの実践より
「聞く→話す→読む→書く」を意識した指導をされている、とのこと。
日々の授業の中で、small talkを行い、子どもたちの話す力をつけているそうです。リアルな内容で、Unitのゴールにつながるものを毎時間会話させることで、話す力もつくし、英語でのやりとりそのものも楽しんで行える…真似したいです。
子どもたちが楽しめる&英語を使おうとする活動を多く実践されているめぐうみさんの熱心さに頭が下がります。


学びが楽しみになる仕掛けづくり!

⭐︎あつやさんの実践より
Unit5「What do you like?」(Let’s Try!1)
インタビューは何のためにするの?だれにするの?
目的意識や状況設定が練られた実践でした。
単元での学びで「楽しみなこと」や「頑張りたいこと」を子どもたちが考え、学びのステップと共に視覚的に分かるように工夫されているのも素敵です。
ICTを使った学習にも取り組んでいて、子どもたちが楽しみながら取り組んだのだろうな、というのが感じられました。
きっと、外国語活動だけでなくて他の授業も楽しいんだろうな、と勝手に想像してしまいました。

読み物教材でも相手意識を!

⭐︎ゆうさんの実践より
Unit9「Who are you?〜“In The Autumn Forest”〜(Let’s Try!1)
絵本教材…みなさんはどのように授業で扱いますか?
ゆうさんのクラスの子どもたちは「1年生に英語で読み聞かせをする」という目標に向かって、Jamboardを使ってオリジナルストーリーを作ったり、友達同士で読み聞かせの練習をしているのだそうです。
音読の宿題は動画で提出…なんてことも。
子どもたちが夢中になって英語表現に取り組む様子はまさに「ゆうさんマジック」!こんな外国語活動をしたい!と、いつも思わされます。

外国語の小中連携!

⭐︎ゆかりの実践より
中学校進学を控えた6年生と中学1年生との英語での交流会を行いました。
教科書では、平叙文までしか取り扱いませんが、ちょっと背伸びをして「中学生に質問をしよう」と、投げかけて単元を組みました。
中学校の先生にも協力をいただいて実現したこの企画。
双方にとってプラスになるように、中学校の先生とは何度も打ち合わせをして意識のすり合わせをしました。小中連携のカギは、先生同士の連携にあるのではないかと…私はそう思います。


さて、定例会の内容をかいつまんでご紹介しました。
気になる内容はありましたか?
「外国語活動」「外国語」…英語に苦手意識を持っている先生、どうしたらいいんだろう?と不安になっている先生もいるのではないでしょうか。
専科として孤軍奮闘している先生もいらっしゃるかと思います。
普段の職員室の中でも、ちょっと相談しにくい教科の一つ…
そんな時、てらすメンバーで話せるのは心強いです。
チーム外国語、とても温かくて大好きです。

次回定例会は、4月8日(土)20時〜です。
外国語の授業開きがテーマです。
ぜひ、一緒に学び合いませんか?
きっと、授業をするのが楽しみになりますよ。


ゆかり


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