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ジャグリングの郵便箱

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「書くジャグリングの雑誌:PONTE」の編集長が(おおよそ)ジャグリングに関する文章を、毎日掲載。 基本的には日記・雑感です。
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2020年1月の記事一覧

第41回 特に重大な合理的な理由はないんだけど、なんとなく避けていること

第41回 特に重大な合理的な理由はないんだけど、なんとなく避けていること

久々に髪を切った。
2ヶ月ぶりである。
ここ10年以上、数回をのぞいて、自分で切る以外では地元の美容師Oさんに切ってもらっている。まぁ、安いから通っていたのだけど、僕が高校生の頃から今まで(28歳)を知っているので、もはや友達を尋ねるような感覚なのだ。なんとなく他のところに行きづらくなっていた。
さて、今日初めて、現在住んでいるところの近所にある散髪屋に行ってみた。
結果は、上々であった。
好きな

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第41回 求め始めたときに顔を出すもの

第41回 求め始めたときに顔を出すもの

 「&Premium」のいい暮らし特集みたいなものを読んでいて、いったい僕は今以上の暮らしが欲しいだろうか、と思った。
 で、結論から言うと、別に、必要ないんだよね。
 たとえばもう少し広いリビングとか、もう少し広い玄関とか(まぁうちはワンルームなので「リビング」というのは大袈裟だけど)年中旅に出たり、外で仕事をしているノマドワーカーの僕には要らない。二面採光の我が家は陽当たりもいいし、家具も必要

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第40回 またいつもの凡庸な気づきだけど

 人に少し前に送ったメッセージを読んだ。
 なんでその時の自分はこんなことを書いたのだろう、と思った。

 これは別に、「前の僕はなんてバカだったんだろう」という気づきではない。(いや、そう感じはするけど)
 それよりも、そもそも感情の表現として、あまり長くそこに留まっているような表現方法、たとえば文字のような形式は、正直なところあまり適していないからこういうことが起こるのではないか、と思った。

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第39回 出発のあさに

第39回 出発のあさに

 自分がかつて「出版」した本を読む機会があった。
 主に、自分で書いた海外旅行のエッセイをまとめた小さな文庫本である。僕はこの本を作ったはいいものの、一冊をのぞいて全て5人くらいの人にあげてしまい、自分でとっておいたぶんはどこかに行ってしまったので(もしくは、母にあげる分があるので、実家でいつでも読めるからいいや、と思って自分の分を確保しておかなったのかもしれない)長い間その本を読むことができなか

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第38回 おしゃれなカフェにだって行ったぞ

第38回 おしゃれなカフェにだって行ったぞ

 1月10日は、特に予定を決めていなかったが、起きた時間にのそのそと新横浜に行って、京都行きの新幹線に乗った。本当は新幹線なんて高いから普段は乗らないが、今回は一緒に京都にいくボクダンがJR RAIL PASSというJRの電車乗り放題の切符を持っていたから、それに付き合うために新幹線に乗った。フランスだとネットでやたらに安い特急電車のチケットを買えたりするから、いいよなぁ。日本は、移動費がちと高い

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1月15日の音声

青木 直哉 aoki naoya

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大阪の夜の街で思ったこと。

第37回 ウェス・ピドゥンにはなれないけれど

 今まだ、奥底に暗い気持ちがずっとつづいている。
 自分自身がしてしまったことで、自分が信用できなくなったりもする。
 けれど、生活そのものはそこそこまともである。

 今、家に再びボクダンくんが来ている。マリンバやバスクラリネットといった楽器もやるし、ジャグリングもとてもうまい。そして彼は、日本語を勉強している。
 ボクダンとはなるべく日本語で話すようにしている。先月21日、つまり2週間ちょっと

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第36回 海流になる

 仕事でほてった頭を冷やすために川辺を歩いていて、職業人は何者でもなくなることが一番大事なのだろうなぁ、と、思った。

 nendoの佐藤オオキさんは、インタビューで、「僕はいない方がいいんです。
空気とか水みたいな存在で、つくったモノが全てを語っているべきなんです。」と言う。彼は、様々な機会で同じことを述べる。
 これはデザインの領域に限らないよね。「人に喜ばれる存在である」ためには、「人が喜

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第35回 システムをこしらえたいのよ

 今の僕は、少しだけ燃えている。いや、何も成果を生み出していないじゃないか、と言われてしまったらそれまでなんだけど、とりあえず、燃えている。
 フィンランド語をやろう、と思っている。翻訳をしよう、と思っている。ジャグリングできちんと活躍しよう、と思っている。
 で、これはどうせ3日も続かない。だからもう一度、システムをこしらえないといけない、それを慎重に整えないといけない、と思っている。冷静にシス

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第35回

 2020/01/07 日記

 仕事を本格的に始める。も、ウィンドウズ、また、今度は起動しなくなる。やれやれ。

第34回

 取り返しのつかないこと、というのがある。
 ああ、これは、取り返しがつかない、と、その時は本当に悲しくなる。
 自分では、なんでもかんでも、取り返しがつく、と思ってしまいがちなんだよね。
 でも、何か一つものを言って、それをもう引き戻せない、ということも時にはあるのである。

 まぁ、そういう時でも、なにかしらの形で、自分がそのまま継続していく、ワケなんだけれども、取り返す、ということは、本当は

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第33回 今回はそういうのは、なし

2020/01/03 日記
 昨日の夜実家から帰ったので家で過ごす。
 まだ町は正月の雰囲気。この静かな空気が好きだ。田舎暮らしが向いているのかもしれないし、そういうことではないのかもしれない。
 時間が長く感じる。じっとしているのにちょうどいい。

 昨日も紹介した本を読んでいたが、果たして学問をくらしの中心にすると決めたでもないのに、学問に近い領域をかじるのはどうなんだろう、という気もしてくる

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第32回 僕は僕なりに自分の歩き方を決めようと思ったのだ

2020/01/02日記

 早速、日付を跨ぐ前の更新ができなかった。全く。
 また、代わり映えなく、遅めに起きて、(9時ごろ)母が作った朝ご飯を食べ、公園に行ってジャグリングをする。帰ってくると一息着いて、母方の墓参りへ。久々に母と二人で出かける。見晴らしのいいお墓である。僕はこのお墓が好きだ。帰り、駅近のミスタードーナツでコーヒーを飲む。ドーナツも買っていく。

 自分で自分の歩き方を決めなき

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第31回 まずは1日目

第31回 まずは1日目

2020/01/01日記

 特に変わったことせず。昨日深夜まで起きていたので遅く起きる。朝はコーヒー。昼、おせち料理。昨日の夜にそばと一緒におせちを既に食べていたので、その残り。少しジャグリングをしに行って、帰ってきたら父方の墓参りへ。

※ジャグリング翻訳日記※

 ジャグラー Luke Wilson による** “TACTILE”**をぼつぼつと訳している。
 本当はジャグリングの翻訳を緩く

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