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【在米2年目】ホームデコを制するものは人生の質を制する

2024年。
前回の記事でも書いたが脂漏性皮膚炎に悩まされ、気づけば1月があっという間に終わっていた。
このままでは秒速で1年が終わってしまうと危惧している。

私は毎年、年末から年始にかけてWish Listを作っている。
面白いことに、これが結構叶うのだ。
例えば去年。
ヴィトンのバッグが欲しいな〜と思っていたところ、義母からお下がりをいただいた。
ラッキーである。
もちろん、すぐに叶うわけではない。
叶うまでに3年くらいかかったものもある。
だがしかし、自分の望みを文字として可視化することには意義があると感じている。

さて、である。
今年のWish Listに書いたものの一つを紹介したい。

「旦那にとっても、ヌーちゃん(私達の大事な猫)にとっても、私にとっても、安らげる家を創る。」

特に需要視しているのが、安らげる、という言葉だ。
私はアメリカに来てから、安らいだ気持ちで日々を過ごしたことがない。
在米2年目、なのにである。
私の体調不良から始まり、旦那もヌーちゃんも体調を崩した。
それぞれが通院した病院でも大小合わせてトラブルが重なり、大いにHPを削られた。
旦那とデート中、車の追突事故に遭ったこともある。
文化の違い、言葉の壁に圧倒されて毎日のように泣いていた。
初めて通ったESLのクラスに中々馴染めず、ストレスフルだった時期もある。
そして何より、アパートの騒音問題に悩まされていた。
隣人との騒音問題がついに限界点を超え、結局アメリカへ来て初めて住んだアパートとさよならをした。

安らぎを求めて引っ越してきた現在のアパート。
まさかの事態だが、ここでも隣人の騒音問題に悩まされた。
(ちなみに、私は去年が前厄で今年が本厄だ。)

幸せを感じる瞬間は多々ある。
周りの助けもある。
だからこそ、何とかアメリカで暮らすことができている。

私は考えた。
じゃあこの安らげない現実はどこからやってくるのか、と。

何度も何度も自問自答を繰り返した。
幸せがあるにも関わらず、もっともっとと望む欲深い自分に辟易とした瞬間もある。
だがしかし、これもまた私の一部なのだ。
私にとってのパワーの源は安らぎなのである。

人生とは自分で造るものだと思っている。
結婚し、大切な家族を得た今、彼らと共に人生を創っていくのである。
欲深いというよりむしろ、向上という言葉の方がピッタリなのではないだろうか。
アメリカ生活はスタートから波瀾万丈だった。

それはもう、No thank youである。

安らげる家を求めて彷徨うのはもうお終いだ。

決断と発想の転換である。
私は安らぎや幸せ、ひいては人生を楽しむために生きているのだ。
そのために家を創っていく。
具体的に、インテリアやホームデコに力を入れようと決めた。

今のアパートも旦那と2人で納得して決めた場所だ。
立地や間取りも気に入っている。
ヌーちゃんもこのアパートにすっかり慣れて、日がな一日お腹を出して寝ている。
私は今のアパートが好きなのだ。
隣人の騒音ではなく、私や家族のことにフォーカスする。
最初にも書いたがアラフォーともなると時間が秒速で過ぎていく。
嫌なことばかり考え続けるのは生産的とは言えない。
私にピッタリの家を探すのではなく、自分で創ってしまえばいいのだ。

基本的にこの家は好きなのだが、いくつか気になっている部分がある。
収納に関することと、ホームデコについてだ。

アメリカのアパートは収納に恵まれているケースが多い。
今のアパートも例外ではないのだが、ただ収納場所があるだけで細かい仕切りなどがない。
私はそこに雑然とものを突っ込んでいる。
収納の扉を開けるとゴチャゴチャしているし、何とも使いづらいのだ。
そのくせ、部屋全体を見渡すと寂しさを感じる。
必要最低限の家具と、デコレーショングッズが少々。
そのデコレーショングッズも頂き物が多く、いまいち統一感がない。

「messy」
散らかった、乱雑な、ゴチャゴチャしている様子を表す形容詞だ。
義母が自分でパーソナリティーを説明するときによく使っている単語なのだが、これは私にも当てはまる。

この家は私の心の中を映し出しているのだ。

慣れないアメリカ生活に右往左往している自分。
泣いてばかりの日々で、好きや楽しいの感覚が鈍っている自分。
心の余裕がなく、ちょっとした決断を後回しにしている自分。
言いたいことをうまく言えずに、我慢するしかない自分。

ここを、変える。

より使いやすい収納へ。
大好きなものでデコレーションした暖かい空間へ。
旦那にとっても、ヌーちゃんにとっても、私にとっても、安らげる家へ。

家を整え、マインドも整える。
大好きで溢れた空間で家族と共に幸せを謳歌する。
自分で造るのである。
誰かに何かを期待するよりも、上手に自分の機嫌をとった方が気分がいい。

この記事を書き始める少し前くらいから家造りを開始した。
予算に限りがあるためすぐに全てを変えることは難しいが、毎月少しづつ進めていこうと思っている。
目標は6ヶ月。
のんびり、ゆっくりのアップデートである。

BY Judy Adamski 〜アメリカ女はよくしゃべる〜


かなり遅くなりましたが、新年の決意表明でした!
日本と同じで、アメリカでも隣人ガチャなるものは存在します。
残念ながら、我が家はハズレばかり。
でも、せっかく旦那とよく話し合って納得して決めたアパート。
ここをもっと安らげる家にして、幸せオーラで満杯にしたら嫌なことも気にならないだろう作戦に方向転換しました(笑)
慣れない外国生活で疲れてしまっている読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、あなた1人ではないですよ。
今年も一緒に頑張りましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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