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苦手を捨てて、得意を伸ばす【長所伸展】

頭が良くない。

そう、私は頭が良くありません。これは大学一年生の「一般化学」という授業で分かりました。

この授業は特殊で、中間・期末テストはありません。その代わりに小テストが授業終わりにあり、その点数によって成績が決まります。

私はこの授業の単位を落としました。何故なら復習する時間がなかったから。

現在、私は国立大学で勉強をさせて頂いています。そのことにより、世間から頭が良いように見られます。しかしそれは大間違い。ただ人よりも勉強して、努力しているだけです。

私の友人は頭が良い人が多い。なので、彼らは復習無しでも単位を取りました。そして私だけが単位を落としました。

「バカな自分が勉強をして意味があるのだろうか?」
「勉強したってあいつらに追いつけない」

落ち込みました。見えない壁、周りの友達への嫉妬、自分だけできない悔しさ…


経営コンサルティング会社である船井総研には、「船井流」という独自のマーケティング戦略があり、その中の1つに「長所伸展」があります。

長所進展
その企業の悪いところを改善しようとするのではなく、いい所を改善することによって、取引先の売り上げを上げる

これをマーケティングではなく、自分に落とし込んでみました。

長所進展(自分版)
自分の苦手な部分を改善しようとするのではなく、得意な部分を改善することによって、より魅力的な人間になれる?


私には「頭が良くない」以外にもたくさん苦手なことがあります(言いたくないので割愛します)。しかし、反対に得意なことだって何個かはあります。

例えば、さっきの話で言うと「努力」です。私は物事に飽きることなく、地道に頑張ることが出来ます。

私には私の得意なこと・苦手なことがあるように、皆さんにも各々の得意なこと・苦手なことがあると思います。

苦手なことはやらなくていい

一般化学の単位を落とした私を救ってくれたのがこの考え方です。

たまに何でもできちゃう人がいますよね。中学校の時、運動が出来て、スポーツが出来て、外見も良くて、明るくて、クラスの人気者で…みたいな人がいました。

そんな人もいます。しかし、彼らは少数派です。私を含め多くの人は完璧な人間に近づくことは出来ても、完璧にはなれません。

私はもう完璧な人間になりたいとは思いません。何故なら今が幸せだから。

すべて完璧にこなそうとすると、自分の苦手なことに多くの時間を割かない。しかしそこにはどんなに頑張っても成果が出ない自分がいました。

「苦手なことから逃げていい」
「完璧になる必要はない」

「その代わりに自分の得意を伸ばそう」

現在私は自分の得意かつ好きなこと(筋トレ・英語など)だけを頑張っています。本当に幸せです。

自分の嫌いなことをせず、得意なことだけをし、その分野で成長する。すると自己肯定感が高まり、幸せになれる…


長所伸展

出来ないこと・苦手なことがある。それは当たり前のことです。たとえあなたがそれを死ぬほど頑張ったって、恐らくそれが得意な人には敵いません。

それならば自分の得意なことに目を向け、それを極める。するとあなたはより幸せな人生を生きれるはずです。



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