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デレマスに登場する4人のアイドルの『努力観』を比べてみた。

はじめに

アイドルマスターシンデレラガールズ(デレマス)には、190人もの個性豊かなアイドルが登場します。
その中で『努力観』に違いがあって面白いと思えるアイドルが4人いるので、noteに書いてみようと思います。ここで言う『努力観』とは、「なぜ君はそんなに頑張れるの?」への答えです。

あくまで私の主観的な見解にすぎませんが、興味があれば読んでいただけるとうれしいです。

島村 卯月

いつも「がんばります!」と笑顔で返事をするアイドルです。
「島村卯月」を見ていると、彼女は普通の自分が「みんなのアイドル」であり続けるために努力をしていると感じます。特にテレビアニメの後期で顕著でした。
『アイドルとしての自分』であるための努力を怠らず、その上で笑顔でいるのが、「島村卯月」の魅力だと、私は思います。

「島村卯月」はヒロイン型。普通の女の子ですが、どんな時も自分を信じて努力を積み重ねることで実を結びます。
側にいるプロデューサーは、頑張る彼女をほめてあげたらいいと思います。

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工藤 忍

デレマスにおいて「努力の代名詞」になっているアイドルです。「努力のアイドル」とは「工藤忍」のことです。
「工藤忍」を見ていると、彼女はアイドルだから努力をしていると感じます。
「島村卯月」との違いは、「自分」への視点が欠けていることです。そのため、自分の能力や身の丈を超える努力をしてしまい、失敗も多く経験しています。彼女の周りにいた人からは「身の程知らずだ」「アンタなんかがなれるはずがない」と、彼女の夢(アイドルになること)を反対されていました。
しかし、失敗をしても、周りの人が応援してくれなくても、彼女が努力をやめることはありません。なぜなら『工藤忍はアイドルだから』です。
なお、夢のために後先考えず家出しており、アイドルで生計をたてられるようになるまでは「バイト戦士」でした。

「工藤忍」はアイドルバカ型。夢に向かってバカみたいにオーバーワークしたり努力の方向性を間違えて失敗も多いですが、バカにできないほどのひたむきな努力を積み重ねることで実を結びます。
側にいるプロデューサーは、頑張る彼女にどんな時も味方になってあげたらいいと思います。

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綾瀬 穂乃香

努力は受け入れるものであるため、「卯月」や「忍」はキュートアイドルです。しかし、クールアイドルの中にも人一倍の努力をするアイドルがいます。
「綾瀬穂乃香」を見ていると、彼女は自分自身のために努力をしていると感じます。彼女には『自分自身が人として成長していくには何事でも努力をすることが大切だ』という信念があるように思います。
自分の能力や身の丈をよく理解しており、「この努力はもしかしたら報われないかもしれない」と気づく賢さも持っています。それでも、自分が納得できるまで努力し続ける強い心の持ち主です。だからこそ「綾瀬穂乃香」は人一倍『他人に優しくできる』のだと、私は思います。

「綾瀬穂乃香」はストイック型。派手さや奇抜さはありませんが、折れない心でコツコツと目標に向かって努力を積み重ねることで実を結びます。
側にいるプロデューサーは、頑張る彼女を支え続けてあげたらいいと思います。

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辻野 あかり

山形からりんごをアピールするためにやってきたアイドルです。
彼女が努力する理由は、「アイドルな自分であるため」でも、「アイドルは夢だから」でも、「自分自身のため」でもありません。
彼女は自身の人生経験から「努力しても報われるとは限らない」現実を知っています。そのため、努力が苦手で、腰が重いです。
しかし、彼女は『やると自分で決めた』ことについて努力を惜しみません。「努力しなければ良い結果を得られることは決してない」現実も、人生経験として知っているからです。
「辻野あかり」を見ていると、『やると決めたからには仕方ない』という理由で人一倍の努力を受け入れていると感じます。その上で、山形りんごのアピールにはとても熱心でフットワークが軽いのが、「辻野あかり」の魅力だと、私は思います。

「辻野あかり」はリアリスト型。努力自体は苦手ですが、自分自身が楽しみながら努力を積み重ねることで実を結びます。
側にいるプロデューサーは、頑張る彼女と一緒に楽しめばいいと思います。

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おわりに

見出し画像は「ガーベラ」のイラストです。
「ガーベラ」の花言葉は「努力」「希望」「前進」です。この4人のアイドルにふさわしい花言葉だと思ったので、見出し画像にしました。

「シンデレラは頑張り屋」なので、彼女たち以外にも努力家なアイドルはいると思いますが、『努力観』の違いによる面白さが伝わりやすいのはこの4人ではないかと思います。
人一倍の努力家であることは共通していても、四者四様で違った『努力観』を持っていると、私は捉えています。「量産型頑張る系アイドル」ではないことは、それぞれの言動や生き様(価値観)をよく比べてみれば分かると思います。
価値観は違っても、お互いを認め合いリスペクトしています。特に「忍」と「穂乃香」は同じユニット仲間であり、お互いの「頑張る姿」を励みにしていると思います。

このnoteを読んで共感する『努力観』があれば、ぜひ「デレステ」や「モバマス」のコミュやシン劇を読んでみてください。
彼女たちの「頑張る姿」から、「前に進む勇気」をもらえると思います。

ススメ☆オトメ   もっと先へ
ねぇ 理想のステージ目指そうよ
分かり合える喜びが
いま 勇気になるから
ススメ☆オトメ   ずっと先へ
ほら チャンスの星が降って来る
キラリ光を放って
さあ パレードしよう

「忍」と「穂乃香」の歌声を聴くことはまだできませんが、いつかその努力が報われる時が来て、「卯月」や「あかり」と一緒に楽しく歌うパレードが見られることを、私は願っています。


いつもどおりの駄文になりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


【追記】

「工藤忍」の「努力」について考えを深めたnoteを書いてみました。興味がありましたら、こちらも読んでいただけるとうれしいです。


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