選手評価。韓国戦。2019年12月18日。EAFF E-1サッカー選手権 第3戦。

上田綺世

1トップは孤立しがちなポジションだが、守備的な「5-4-1」は更に孤立しがちになるし、そうならないためには、ビルドアップで優勢に立って全体的に押し上がっている状態を多くするか、シャドウとの連携力が高い必要があるが、急造チームだったので連携力は難しいし、この試合ではビルドアップで優勢に立てる事も少なかったので、かなり難しかったとは思う。しかし、競り合いの強さとか、トラップやドリブルの巧さとか、オフザボールの動きの質とか、そういう個の能力の部分が足りなかったから、という事も大きかったので、とにかく、そこのレベルは1つ2つ上げないと、という事は言える。

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