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マラリア予防薬~実体験をもとに比較~

こんにちは、プリンセスです🙌

今日は、少しニッチ⁇な内容になりますが、マラリア流行地域に渡航する際には欠かせない、マラリア予防薬について。

備忘録兼誰かの参考になれば😊


流通しているものは3種類 (たぶん笑)

トラベルクリニックのHPや、今までの経験上、手に入る予防薬は以下の3つかなと思います。商品名 (一般薬剤名)という感じで書いてみました↓↓

マラロン (アトバコン・プログアニル塩酸塩錠)
メファキン (メフロキン)
ビブラマイシン (ドキシサイクリン)

日本のトラベルクリニックではビブラマイシンが予防薬として国内で認可されていないとして処方しないところもあるみたい(私が行ったところの先生にはそう言われました)。

私は、マラロンは今後内服予定*、
メファキンとドキシサイクリンに関しては今までの内服経験があるので、
コストや副作用等について書いてみます~

*今後、内服したらこの記事の内容を更新予定。

メファキン (メフロキン)

この薬剤は一週間に一回内服でいいので、

・手間が省ける(逆に習慣がつきにくいから忘れやすい人もいるかも?)
・長期間渡航予定の際には錠数が少なくて済む
・その分コストも抑えられる

などの長所があるかと。

ただ、この薬、副作用が曲者です…

実は、私はザンビアにこの予防薬を持って行く予定で、一年分購入しようとしたら、トラベルクリニックの先生に、
「副作用が強いから、出発前に数週間試してみるのをおすすめするけど、どうしますか??」と言われました。

私は副作用とか気にしない、というかほとんど感じないタイプなので(鈍感ww)、試用期間が必要かは迷ったけれど、副作用が辛くて辞めたという人は結構聞いたことあったので、先生の助言に同意して、出発前に何度か飲んでみることに。

あ、ちなみにその副作用とは、精神神経系の不眠、錯乱、幻覚、悪夢、妄想などや、消化器症状の悪心、嘔吐、下痢とかだそう。

知り合いで内服中止した理由は、不眠・不安や悪心がメインでした。

私の場合、最初に内服した翌日の夕方--結構バタバタして忙しかったこともあったのか--、電車の中で冷や汗が出てきて、胃痛もあって、途中下車して構内のトイレで20分くらい休憩した、ということが起こりました…。
それもあってか、その夜は少しソワソワした気持ちになって、あまり眠れず…。

ただ、週一、という回数の特性上、これらの症状が本当にメファキンに起因するものなのか判断しかねました…毎日内服するものであれば、内服を中止してその症状が治まればある程度断定できるけれど、と🤔

なので、ひとまず翌週も同じ曜日・時間帯に一錠内服。
これで同じようなことが起こったら購入はやめよう、と思っていたのですが、意外にも普通に過ごせる。笑

嬉しいような、なんでやねーんってツッコミたくなるような😂

悩む~~

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ビブラマイシン (ドキシサイクリン)

これは、JICA協力隊のときに飲んでいたもの。JICAが支給してくれていました。
一日一回内服する必要があるので面倒くさいと感じる人もいるみたい。

副作用を感じる人が多いと言われていたけど、やはり私は全く問題なし。笑

特に、嘔吐嘔気・悪心とか消化器症状を呈する人が多いと聞いていて(し、実際そう言っていた人も知っている)、それもあって就寝前に内服することをすすめられることも多いです。

薬価としては低コストだけど、やはり長期滞在者は錠数が多くなってしまうのが欠点かも。

あと、光線過敏症が起こりやすい人もいるみたい。

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マラロン (アトバコン・プログアニル塩酸塩錠)

こちらは、友だちからあまりをもらったので、今後飲んでみようと思っています!

なので今は体験記を書けませんが、また更新します!

こちらも一日一錠の内服が必要で、且つ結構いいお値段ww
会社や組織がお金を出してくれるなら甘えても良いかもですが、お財布と要相談かな。

加えて、見た感じ錠剤が少し大きめです。

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必要なワクチン・予防薬はしっかり確認・検討しよう!

JICA協力隊のとき、マラリア予防薬はJICAが支給してくれているにも関わらず、ちゃんと飲んでいない人も結構いた気がする。笑

その人の責任と言えばそうなんだけど、
生まれ育った土地ではないところで生活したり、勉学に励んだり、仕事をしたりするとき、一番大事と言っても過言ではないことは

自分の心身の健康管理
だと、個人的には思っています🙌

それに、マラリア流行地では、発熱すれば「マラリアだ!!」って医療者に限らず村人さえ言います。

良く言えば、熱発したらマラリアを疑う癖がついているし、それに対する処方薬もちゃんとしたところに行けばある程度揃っています。

(まあ悪い面と言えば、発熱=マラリア、の公式の刷り込みがすごくて、他疾患が鑑別に挙がらないこと。)

でも、残念なことに、日本のすべての医療機関・医療従事者が「発熱=マラリア」を疑うかというとそうでもなく(渡航歴を問診できてそこからある程度検討がつけば別ですが)、
また治療薬もどこにでも置いているわけでもなく、入手も難しい。

日本に帰国前にマラリアに感染して、日本帰国後に発症した人で治療が間に合わず亡くなった人も、事実、います🥺

自分は大丈夫
という変な自信や
アフリカに行ってマラリアに罹ったぜ!
という変な武勇伝は不要なので。

どこの国に渡航するとき、どんなワクチン・予防薬が必要なのかは、日本の外務省のHPからも確認できます。


英語に抵抗がない人であれば以下のサイトもおすすめです。


Conservez une bonne santé et bonne soirée☆

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