【観劇】大阪で舞台を観てきました。
7/13・14、大阪。通天閣のすぐ近くにある朝日劇場にて公演された舞台『アナザーマネー 〜 一瞬を閉じ込めて、永遠を閉じ込めて。』を観劇してきました。千秋楽翌日の15日にはアフタートークイベントも開催、そちらにも出席。遠征満喫です。
劇団PUNKのパイセンやでしかし
この舞台は、パイセンこと矢野・兵動の矢野勝也さんが主宰する”劇団PUNK”の第4弾。笑いをふんだんに織り交ぜつつ、社会問題に斬りこんだりホロリと泣かせるシーンもあり。ラストシーンまで飽きさせない演出が魅力の劇団に、最愛の推し…『ミライスカート』の児島真理奈さんが初めて呼ばれたのが前回公演。昨年末、12月頭だったかな…今回はそれに続いて2回めのゲスト出演となりました。
お話は2つの時代。田舎暮らしをしているパイセンのもとに、新聞記者とアシスタントの子がやってきて、いろいろ話を聞いていくうちに…という現代が舞台とのシーンと、約30年前、そのパイセンがバブル全盛期バリバリのTVマンだった時代。その局内で起きたある事件から、いろんな運命が現代に繫がってくという。
アイドルがアイドル役やでしかし
今回、児島真理奈さんは昔のシーンに出演(現代のシーンでも、ラストに僅かに登場)。国民的トップアイドルの『天野サワカ』役です。普段の児島さんとちょっとかぶりつつも、ちょっと違うスタイルの子。とあるシーンでは札束をバラ撒き、また別のシーンでは『乳首相撲、やりたい。挟みたい』と言ったり。なかなか吹っ飛んだ感じで好演でした。😆
また、番組収録中のライブシーンの設定もあり、実際にステージ上で『ナモナイオト』を披露。キッズダンサーを従え、いつも以上に楽しそうに踊る姿に、各地から駆けつけたみらっちょ(ミライスカートのファン。児島さん命名)も、応えるように声援を送ります。
初回公演前は曲もわからず、しかも『(声出しとか)どこまでやっていいのか』『コールできる曲なのか』もわからないまま、若干の消化不良を起こしていました。しかしこの日の夜、ヲタ内打ち上げでの話し合いや、翌日児島さんからの煽りもあり、残り公演では手拍子もコールも、ケチャもしっかり。きっとこれならパイセンにもお喜びいただけたと思います。
そうそう、みらっちょでこんなの出しました。
喜んでいただけて、ホント嬉しかったです。☺️
アクシデントもあったでしかし
約30年前、TV番組の収録中に起きた2億円の紛失。その番組に関わった群堂タケル(パイセン)、余生でリンゴを育てる日々。近所の子どもたちにからかわれつつも、明るく穏やかな毎日。
そこに現れた新聞記者の岡田(花岡ショー)、群堂の過去を調べるうちに、天野サワカも絡んでいる自らの出生の秘密が明らかに…と。
ざっくり言うと、
2億円は群堂がバレずに持ち逃げし、長期取材で行ったネパールで天野が群堂の子を妊娠し、現地で産まれた子供が岡田だった
って感じです。しかもこの結末は、ラストのパイセン長セリフで一気に語られます。急展開。
中でも天野が妊娠というワードには敏感に反応してしまいました。いやコレはお芝居だから、安心して!
ちなみに初日の長セリフ中には、パイセンが突然鼻血を流し始めるという流血の惨事が。客席から観てると、変な間ができてセリフが飛び気味?に感じてました。ポタポタ垂れるほどだったそうですが、そこまでは見えてませんでした。
他のキャラも濃かったでしかし
新聞記者役の花岡ショーさん。いじられてからツッコむテンポが自分的に心地よかったです。そしてそのアシスタントの土屋ひなさん。地団駄を踏むところが無性に可愛かったかな。天真爛漫。
子供役のやまもといっぽんさん、むしろ乳首相撲は彼に任せたかった。もう一人、水野有彩さんは『アマゾンで買った』お面の印象。アドリブでプライムとか入れたの笑った!
AD役の5名、北代祐太さんは真面目で熱い感じ。TAIKIさんはどちらかと言うと今風な雰囲気。ピクルス畑さんは職場でいじられるタイプですね。やまもとゆいさんは30秒の子。お茶出す時までカウントしてた。ドボルザークふみこさんは、まー濃い。昔のメイクさんってあんな感じ多かったよね。
北野翔太さんは、メイク先に見て完全にみのもんたオマージュだと思ってました。役名見たらあぁ、そっちか、と。本間圭さんは、…骨折大丈夫ですか?笑。ナモナイオトのワンフレーズを本間さんが歌うときに、横にいるまりちゃんの顔が見ものでした。
そして個人的にハマってたのが、天野のプロダクション社長役の大西ユースケさん。業界人というかほぼオネエ。随所に突っ込んでくる80年代ワーズ、木村和司と柱谷なんてズルい。千秋楽のマジカルバナナもナイスでした。
やっぱまりちゃんやでしかし
主役を張るパイセンは別格として、やっぱり自分は児島さんが一番よかったと思ってます。直前にフランスのJAPAN EXPO出演もあり、稽古時間もおそらく満足に取れなかったであろう予想にもかかわらず、唯一
『全出演シーンで一度もセリフ詰まったり噛んだりしてない』
という完璧さ(あったかもしれないけど気づいてません)。
ミラスカの児島真理奈と、劇中の天野サワカとのキャラ使い分け、あとこれは自分の予想だけど、のちのち群堂と結ばれるんじゃない?なんて思わせるような、感情の載ったセリフの言い回しも感じられました。
私服も可愛い、衣装も可愛い。
存在全てが完璧。ああ観に来てよかった。
アフタートークも楽しかったでしかし
7/15、千秋楽の翌日にロフトプラスワンウエストにて開催されたアフタートークイベント。要は出演者さんとお客さんが一緒に打ち上げしましょ!という。
お酒を飲みつつ舞台ウラ話とか、稽古中の秘蔵映像などを上映。またプレゼント企画などもあって大盛り上がりでした。
自分はなんと、出演者全員のサインが入ったポスターを、ジャンケンで勝ち残ってGET。数年分のジャンケン運を全部使ってしまったのではないかと…。
大切にします。
また、このアフタートーク内にて、児島真理奈の劇団PUNK正式メンバー入りも大決定。次の第5弾公演にも出演確実となりました。ありがたい話!
いい感じにワインを飲むまりちゃん、多分前夜のスタッフ打ち上げの疲れ?もあっただろうに、周りの共演者さんたちへの気づかいも見えて、ホントお疲れさまでした…。
退出時にパイセンとも固く握手。
これからも児島さんをよろしくお願いしますと、いちファンとして強く、願いを込めて。
満足行く舞台、演者さんとの適切な距離感。
ホントに楽しい3日間でした!
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