【入社エントリ②】シードスタートアップのエンジニア1号になって4ヶ月が過ぎました

こんにちは。たしろです。
2022年7月に1人目エンジニアとしてジェイタマズに入社し、OPTEMOの開発に携わっています!

自分より後に入社した鈴木さんが入社エントリーを書かれたので、これはやばいということで筆をとりました

WHAT IS OPTEMO

B2B SaaS かつまだ正式リリースもしていないので露出も多くないですが、2022 IVS LAUNCHPAD NAHA で5位に入賞しました。

以上宣伝。

自己紹介

海外行った時に念願のLiverpool Anfield へ

大学時代は法学部に在籍していたのですが、国際関係法学科という日本でも片手に収まるくらいの数しかない少し特殊な学科にいまして、「私人間の法律問題(=渉外的法律問題)を扱う法律分野」を専攻していました。最近多くなっている国際結婚に伴う問題や国境を越えた企業間での取引に伴う問題などを専門に学んでいました。法曹業界に興味あったわけではなく、小さい頃から国境を越えて起こる問題みたいな領域に興味があり、この学科を選んだという流れです。

キャリアについては、スタートからエンジニア・プログラマーだったわけではありません。祖父が大工、母が建築・設計業を営んでいたことで建築にも興味が強く、海外から戻ったあと数年は家業の建築・設計事務所に勤める形で大工したり図面書いたりしていました。(ある意味エンジニアですかね)
付き合いのある業者さんたちは皆私が小さい頃からかわいがってくれていたこともあり、私が建築関係の仕事についたことでそのまま跡を継ぐのではと期待させてしまった人が多かったのではと思うと申し訳なさが今でもあります。(現場に出る人間として跡を継ぐみたいなことは難しいですが、将来的には何かしら関わる形で引き継ぐ可能性はあるかと思っています)

細々したところは省略しますが、建築の仕事はやりがいも大きく楽しかったものの自分の実現したいこととの差異が大きいように感じ、福岡の会社でプログラマーとしてのエンジニアキャリアをスタートさせました。

この会社では Terraform 用いたインフラ構築 ~ TypeScript 用いた ライブラリ開発や React 用いたフロントエンド開発、Golang 用いたバックエンド開発など幅広く経験積ませてもらいました。
福岡の企業としては働く環境も抜群でしたし、受託メインの会社ながら案件はスタートアップ企業関連のものも多く、技術的にも案件的にもすごく良い経験ばかりで会社に恵まれたなと思っています。その会社にはほんと感謝感謝です。

ジェイタマズを知ったきっかけ

2021年末から転職を意識してカジュアル面談などゆるりと開始していまして、 YouTrust とか Lapras メインでやってたのですがそんな中なんとなーく以下のツイートしていました

そこでお声がけいただいたのが弊社 CEO の小池桃太郎からの DM でした。このDMが、ジェイタマズを知ったきっかけになります。

CEO小池からの最初のDM

私が「転職活動始めました」ツイートを3月末にしたのですが、弊社CEO小池からのDMが 2022/04/07 でした。
この「出遅れ」もあり、ちょうど時間が空いてたこともあってカジュアル面談しようかなという流れになりました。

弊社エンジニアの鈴木さんの入社エントリーで知ったのですが、鈴木さんは焼き鳥屋で話したらしいのですが、私は福岡なので Zoom 。(ちょっと損

それまでのカジュアル面談でバリバリイケイケのスタートアップのCEOの方と面談したりもしていたので、CEOな肩書きに若干ビビってました。
実際 Zoom してみると、イケイケすぎず、でも良い意味で軽めな感じの桃太郎さんでした。

終始にこやかな振る舞いのおかげもありついつい自分の経験も課題もなんでもフルオープンに話ができ、しかも作っているプロダクトが私が自分で作ってみたいと思っていた物と物凄く方向性が似ていたことも相まって、1時間くらい予定の時間をガッツリ30分ほどオーバーするくらい話し込んでました。
互いにざっくばらんに、フルオープンでがっつりと話し込んだ結果、面談の終わりに選考フローの話を振ると「いや、もう入社してほしいです!内定です」とまさかのビックリ展開でした
(さすがに怪しいというか不安なので書類でオファー内容をもらうのと、別途メンバーとの面談の機会等いただきました笑)

入社を決断した理由

転職するにあたり、ビジョンや使用している技術など判断軸は色々とあると思いますが、最も大きかったのは「自分が作りたいと思っていたプロダクトを即仕事として作れる」ということでした。

技術思考というよりもプロダクト思考が強く、「何を作るか」「どんな価値を提供できるか」が重要な判断軸だった私にとって、「自分が作りたいものを作れる」ということは物凄く大きな魅力でした。
(もちろん採用している技術スタック的な魅力もありました)


この軸での判断は正しかったなと入社から4ヶ月経つ今でも思っていて、日々プロダクトを使うものを「ユーザー目線で考え、提案し、作っていける」ことにワクワクしながら働いています

ジェイタマズという会社

雰囲気としては、いい意味でキラキラせず、また体育会系でもなくとても働きやすい会社です。
キラキラはしてないですが、OPTEMO というプロダクトに対する想いや目指したい姿は全員が描いていて、スタートアップで働く上で必要な「熱い想いとそれを行動に移す実行力」みたいなところはみんな持っているような気がします。

労働環境的な面から言うと、リリースやインシデント対応で残業したり終業が遅くなることもありますが、社長もPMも常に「自分の時間や家族の時間を確保できているか?」を気にかけてくれていて、入社から4ヶ月ですがとてもホワイトで快適に過ごせています。まだまだ走り出したばかりのスタートアップなのでそれなりにやることは多く残業したりということもありますが、「仕事であればできない」みたいなことは今のところ一切なく過ごせているかなと思います。

メンタル的なところ以外でも働く環境の整備もしっかりと取り組んでもらっていて、入社前の時点から「入社したらエンジニア向けの福利厚生を田代さんと協力しながら整えたいです!」と言ってくださっていました。
実際に面談の時点で共有していたリモートHQは早々に導入が決定し、入社後には10,000円/月の書籍購入補助(物理でも電子でもOK)の導入、お盆休みの分散制度(7月~10月中に3日)の導入など積極的に福利厚生の整備を進めています。(今後も隙を見て良い福利厚生にすべくダメ元精神で提案ぶっこんでいこうと目論んでいます)

鈴木さんに倣い、メンバーに持っているイメージ です。名前出してごめんちょ。

  • 小池さん: CEO。見た目武闘派、実際理論派。日々ビジネスサイドの話聞いたり、1on1などで情報交換する中でビジネスパーソンとしての優秀さ感じで「すごいなー」と毎度思ってる。「気にしすぎでは!?」というほど働く環境・メンタルケアについても配慮していて、この人がCEOなら安心して働けると思ってます

  • 中浜さん: PM(PdM)。「人類皆兄弟」感が凄い。ただすごく真面目かつ優秀な方で、頼りまくっているのでいないとヤバい。「機能要求・改善が積み上がっていく」のはスタートアップあるあるだと思いますが、それをうまくハンドリングしつつ負荷かかりすぎないようにサポートしてくださっていてとても助かってます

  • 坂本さん: バックオフィス~QAまでなんでも。手の回らないことはさっと掬い上げてくれて、めちゃくちゃ頼りにしてる。頼りすぎて申し訳ないレベル。イラッとしてるようなところも見たことない菩薩感。

  • 芝田さん: CS(biz)。海外プロダクトへの興味も高く、良さそうなものはとりあえず試し、取り入れていくようなアクティブさすごい。見習いたい。

  • 鈴木さん: Dev。メリハリしっかりしていて、良くないことは良くないとはっきり言ってくれるのでとても助かるし信頼してる。困ったときに意見ほしくてたまにキラーパス出しちゃってびっくりさせちゃってる。行動力もあり、エンジニアブログや入社エントリーもさっと書いてくださって申し訳ない限り..


今のしごと

OPTEMO開発をしています。もう一人のエンジニアの鈴木さんはAI研究も行っていますが、私はOPTEMOの開発に専念しています。

React 用いたフロントエンドの実装から、NestJS を使ったバックエンド開発までやっていますが、既存のリファクタやら新規機能開発、コードレビューなどOPTEMOに関わることはなんでもやると言う感じです。

OPTEMOはこれまではスピード重視で開発が進んできたと言う背景もあり、現時点でも技術負債や改善すべき点なども少なくありません。

今後も OPTEMO を提供し続けていくことを見据えると早い段階で改善させておいた方が良いものもあるので、新規機能開発と並行しながらリファクタだったりにも手を入れて行っているような段階です。OPTEMO プロダクト特性上リアルタイム性やパフォーマンス面を特に意識しておく必要がありますが、その辺りの知見がまだ自分には薄いこともあり毎日試行錯誤しています。

直近の開発では、「サンクスコール機能」の開発を担当しました。
ざっくり簡単に説明すると、「フォーム送信後等特定の画面に遷移したタイミングで企業担当者とそのままコールするか日程調整用URLへのリンクを表示する機能」です。
一般的に、フォーム送信後はエンドユーザーは「企業から折り返しでかかってくる電話に対応をする」「メールでスケジュール調整をする」必要があったかと思います。自発的に調べにいって問い合わせまでしたのに、結果受動的な対応を強いられる状態でした。問い合わせる側としては、「問い合わせしているタイミングが最も熱量も高いときで、応対の時間も多少は確保しやすい」はず。
このサンクスコールを利用することで問い合わせる側のエンドユーザーは「すぐに知りたい情報にアクセスできる」ようになるし、企業側としても「最もエンドユーザーの熱量が高いタイミングを逃さずアプローチできる」と言う機能になっています。もし企業担当者様が対応できない場合でも、あらかじめ日程調整系サービスのURLを登録しておくことでスムーズに日程調整も行えるような導線を確保しています。

サンクスコール画面
サンクスコール接続中画面
サンクスコール接続不可画面

今後どうしていきたいのか

OPTEMO はプロダクト特性上、フロントエンド・バックエンド・インフラの領域わずパフォーマンスが特に重視されると考えています。もっさり動いては「ヒト、コト、モノがさっとはまる。」は実現できないでしょう。

そのためにも、これまでフロントエンド中心だったスキルをバックエンド・インフラまで広げ、領域問わず幅広い視点からエンドユーザー様にも企業様にもストレスなく OPTEMO を使ってもらえる、「さっとはまる」体験を提供できることに尽力したいです。

さいごに

弊社はエンジニア組織もまだまだ小さく、特にバックエンドやインフラ領域に強い方を血眼になって探しています!

すでにそう遠くない将来に大きな課題となりそうなものもいくつも抱えており、ぜひ助けていただきたいと思っています。これから大きくなっていく会社・プロダクトで経験を積むことに興味のある方は、ぜひお問い合わせください!


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