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いつから海外旅行にいけるの?【2月編】

2021年2月現在、新型コロナウイルスの影響で、まだまだ海外渡航ができる状況ではありません。1日も早く状況が落ち着いて、安心して楽しく海外旅行を楽しめる日を期待しない日はありません。今回は海外旅行の状況を5つのトピックに分けて説明していきたいと思います。最後にはいつから海外旅行に行けるかの大胆予想もしたいと思います!

2月の今、まず現在の海外渡航への現状ですが、日本からの渡航者や日本人に対して入国制限措置をとっている国は74ヶ国、そして入国に際して条件や行動制限措置を課している国・地域が151ヶ国で簡単に国を往来できる状況ではない事を、覚えておいてください。

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海外旅行の現状

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まず2020年の興味深いデータがあります。国連世界観光機関の最新データによると、2020年の世界の旅行者数は前年の74%減、2019年と比べると各国・地域への入国者・入境数は10億人減少。これだけでも凄いインパクトですが、なんと国際観光収入は約136兆円の損失となり、これは2009年の世界金融危機の11倍を超える損失額になるそうです。そして観光業に直接関連する1億から1.2億の方の職が失われるとのこと。あれだけ世界中にインパクトを与えたリーマンショックの経済損失規模の11倍ということは、どれだけ新型コロナウイルスが世界の観光業に与えた影響が大きかったかが理解いただけると思います。

それでは海外旅行の現状をエリアから見ていきます。

ヨーロッパは2020年12月までは、一貫して日本からの渡航者を受け入れていましたが、1月28日、欧州連合(EU)は日本での新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、日本からの渡航を原則受け入れないことを決めました。当然EU内の国ごとに対応は違いますが、以前のような入国前のPCR検査が不要であったり、入国後の隔離が必要ないなどの対応を取る国はほとんどありません。

続いて、アジアですが、アジアは日本以上に新型コロナウイルスの感染の抑え込みに成功している国が多く、ほとんどの国が海外からの入国を制限しています。少しづづですが、必要なビジネス渡航や、現地に在住している方などの入国に関してはビジネストラック、レジデンストラックというルールを設けて、入国制限の緩和が行われてきていたのですが、この枠組みも日本の緊急事態宣言が解除されるまでは一時停止となっています。

カナダはカナダ国籍者、カナダ永住権保持者以外は入国ができません。ただし例外があり、学生ビザの保持者は入国することができます。ただこちらも12月までは必要なかった入国前のPCR検査や、隔離措置があらたに必要事項として追加されています。アメリカは州ごとにルールを決めるのですが、どこの州も、米国行きフライト出発前3日以内に取得した新型コロナウイルス陰性証明書が必要となりました。以前と比べるとこちらも新たな条件が追加されたことになります。

海外旅行の今後の見通し


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