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日本人観光客に人気の国のひとつ、イタリアも規制がさらに緩和されてきています。そこで今回は観光としてイタリアに入国するにはどのような条件が必要なのかを解説していきます。

イタリアの現状

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まずはイタリアの感染状況から見ていきましょう。イタリアでの新規感染者数は平均で1日約38,000人と報告されています。1日平均人数のピークだった今年1月の20万人と比較すると大幅な減少傾向になります。必要回数のワクチン接種は80.5%、ブースター接種67%となっており日本と比較すると必要回数のワクチン接種はほぼ同等ですが、日本のブースター接種は55%のためイタリアの方が12%上回っています。次に生活面を見てみましょう。イタリアでは飲食店、美術館、博物館、劇場、スタジアム等に入る際、グリーンパス(ワクチン接種証明書)の提示を求められていましたが5月1日以降、提示は不要になりました。また6歳未満のお子様、スポーツ者はマスク着用の義務が解除されました。しかし5月1日から6月15日までFFP2マスク(防護マスクの一種)の着用義務が延長されることが発表された。電車、バス、飛行機、船など公共交通機関や、劇場、コンサート会場、映画館、屋内のスポーツ観戦などでも着用が求められる。

入国に必要な書類

入国制限

イタリア入国する際、必要になってくる書類を見ていきましょう。まずワクチン接種済みの方はワクチン接種証明書が必要になります。2回目のワクチンを接種してから9ケ月以内という条件がありますので、くれぐれも気を付けてください。また3回接種済の方は有効期限はありません。ワクチン未接種の場合イタリア入国前72時間前以内に受検したPCR検査の陰性証明書もしくはイタリア入国前48時間前以内に受検した抗原検査の陰性証明書が必要になります。例えばPCR検査(72時間前以内)の場合を見ていきましょう。一例)8月16日(19:35イタリア到着)の場合は8月13日の(19:35以降)に検査を受けるという感じです。もしくはコロナから回復した場合は、治癒証明書(6ケ月以内発行)の3つのうちいづれかの書類で入国が可能です。何度も言いますが、ワクチン接種証明書または陰性証明書または治癒証明書のいづれかだけが入国に必要な書類となります。証明書は飛行機搭乗する際、イタリア入国する際提示を求められます。EU Digital Passenger Locator Form 登録→5/1~不要になりました。

日本帰国する前に必要なこと

まとめ&大胆予想

日本に帰国する際はイタリア国内で飛行機搭乗する72時間以内にPCR検査を受ける必要があります。日本の厚生労働省の規定フォーマットが必要になりますので、日本出発前に書式をダウンロードしてイタリアにご持参されることをお勧めします。2つ目は質問票の記入、誓約書の記入、健康居所確認アプリのインストール(MY SOSO) スマホを持っていない方は日本の空港でスマホをレンタルする必要があります。ただし、ワクチン3回接種済の方は隔離がないためその必要はありません。入国時の検疫の時間を少しでも短縮されたい方は厚生労働省のサイトからQRコードを読み込んで日本に入国する前に手続きを行うファストトラックというものがあります。(WEB上で質問票の記入、誓約書の記入)、イタリアで受診したPCR検査の陰性証明書をアップロードすると検疫時の待ち時間が短縮できます。対応可能な空港は成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港、福岡空港となります。​

航空会社情報

航空会社運航状況

コロナ禍で安心に行けるのはやはり何といっても直行便ですね。ということで日本からの直行便フライトをご紹介します。イタリア国営のアリタリア航空が昨年経営破綻してしまい、その後を継いだのがITAエアウエイズです。この航空会社が8月3日から週3便(水・金・日)で羽田から運行します。現行フライトスケジュールは羽田を13:25出発、ローマ到着(19:35着)、帰りの便は(火・木・土)ローマ15:10出発、羽田到着10:35着ですので、イタリアで少しのんびりできそうですね。

まとめ

これからベストシーズンを迎える魅力あふれるイタリアが待ち遠しいですね。入国に必要な書類は1つだけという驚きの緩和ですね。あとは日本帰国する際の現地でのPCR検査が撤廃されると海外旅行のハードルが一気に下がってきますね。

イタリア最新入国方法

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