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ワクチンパスポートはハワイを救うのか?

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ハワイ州には今、毎日1万人以上の観光客が米国本土から来ています。これもワクチン接種のお陰だと言う人々もいます。アメリカでは、バイデン大統領が就任後、300日で3億人の国民にコロナワクチンを接種すると言っていましたが、まさにその勢いのままハワイに観光客が戻りつつあります。と言っても、日本からは週2~3便の飛行機から降りて来る観光客はほとんどいません。ハワイに長期滞在しているか、住んでいる方ばかりです。日本からハワイに観光としていくには、出発72時間以内にハワイ州指定の病院で受けたPCR検査の陰性証明の提示で、ハワイ到着後の10日間の隔離が免除されます。また帰国の際は、空港でPCR検査をして陰性なら搭乗後、帰国して、またPCR検査をして陰性なら、空港の外に出れて自力(自家用車など、公共交通機関はダメ)で帰宅する必要があります。観光ではいけない状態ですね。。

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そこで、最近話題になりつつあるのが、「ワクチンパスポート」なるものです。これは、ワクチンを接種した方が貰える証明です。これがあれば、ハワイ州内に住む人々は、ハワイ島内間の移動にかんしてのみ、到着後の隔離が免除されるという仕組みを、5月11日から運用します。例えば、、オアフ島在住の人が、マウイ島に行く場合や、ハワイ島、カウアイ島に行く場合、またその逆もあります。まずはハワイ島内間で運用して、6月にはハワイと米国本土を対象に広げていく予定です。米国政府は、このワクチンパスポートを各州に強制しておらず、各州において運用の判断をする事になっています。これは、米国でもワクチンを打たない人、または持病で打てない人に対する差別を無くすためです。

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ここで、興味となるのは、日本からの観光客に対しても運用になるのか?と言うことです。日本は、東京オリンピックが7月にあるにもかかわらず、ワクチン接種が遅れています。もしハワイが日本の観光客にワクチン接種の証明を必要とするならば、ワクチン接種をしていない人、または出来ない人がハワイに行けなくなるので、それは避けて頂きたい事だと思います。運用はどうなるかは、分かりませんが、ワクチンパスポートという名前だとワクチン接種に固執してしまいそうですが、イスラエルは世界で一番早くワクチン接種を取り入れ、国民の約6割が接種済だそうです。そのイスラエルはワクチンパスポートと呼ばず、”グリーンパス” と呼んでいるそうです。米国でもワクチンパスポートと言う名前よりも州独自で決めた名前を使い、且つワクチンを打てない人のために、渡航前72時間以内のPCR検査陰性証明を提示することによる隔離を無くすことも併せてやって行くので、日本にもこれと同じシステムを導入して欲しいですね。

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ハワイに観光で行けるのは、早くて10月ごろでしょうか? その時は、飛行機が満席になって、予約が取れない可能性が出てきます。コロナ前のように飛行機が全て運航されるとは限らないからです。また現地のホテルもコロナ対策で、部屋数を減らして営業することも考えられます。いずれにしても、コロナ後のまたは、コロナと共存のハワイ旅行は、ハワイをよく知るハワイ旅行専門のJSTグループ ハワイアンエイトへ 052-264-0525      www.hawaiian8.jp

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