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いつから海外旅行にいけるの?【6月編】

2021年6月現在、新型コロナウイルスの影響で、まだまだ海外渡航ができる状況ではありません。1日も早く状況が落ち着いて、安心して楽しく海外旅行を楽しめる日を期待しない日はありません。今回は海外旅行の状況を5つのトピックに分けて説明していきたいと思います。最後にはいつから海外旅行に行けるかの大胆予想もしたいと思います!

6月の今、現在の海外渡航への現状ですが、日本からの渡航者や日本人に対して入国制限措置をとっている国は77ヶ国、そして入国に際して条件や行動制限措置を課している国・地域が167ヶ国で簡単に国を往来できる状況ではない事を、覚えておいてください。

海外旅行の現状

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国連世界観光機関の発表によると、2021年の1月から3月の世界の旅行者数は前年比で、アジアが94%、ヨーロッパが83%、アフリカが81%、中東が78%北米が71%減で全体が73%減となりました。73%は人数にすると約1億8,000万人になります。ここまでの人数の国際観光客到着数が減少したということは、改めて新型コロナウイルスの影響の大きさを感じざるを得ません。

それでは海外旅行の現状をエリアから見ていきます。

ヨーロッパは2020年12月までは、一貫して日本からの渡航者を受け入れていましたが、1月28日、欧州連合(EU)は日本での新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、日本からの渡航を原則受け入れないことを決めました。入国制限なく、EU加盟国に入国可能な国のリスト『ホワイトリスト』から日本は外されたのです。しかし嬉しいことに6月3日に「EUヨーロッパ連合が、日本からの観光客受け入れに合意!各加盟国で判断し、受け入れを再開して良い」と発表しました。遂にヨーロッパも入国制限緩和!と喜んだのですが、その条件が「ワクチン接種二度接種証明」ということで、そんな簡単にはいかないようです。

続いて、アジアですが、アジアは日本以上に新型コロナウイルスの感染の抑え込みに成功している国が多く、ほとんどの国が自国民以外の海外からの入国を認めていません。その中で目立った政策を発表しているのが、タイです。タイのプーケットでは7月1日より新型コロナウィルスのワクチン接種が完了している外国人観光客は隔離の必要としないことを発表しています。一切の隔離を必要せず海外からの観光客を受け入れる為に、プーケットの住民のワクチン接種を急がせており、すでに島民の50%が接種を完了としているので政策の実現性は高いと思われます。

カナダはカナダ国籍者、カナダ永住権保持者以外は入国ができません。ただし例外があり、学生ビザの保持者は入国することができます。ただこちらも12月までは必要なかった入国前のPCR検査や、隔離措置があらたに必要事項として追加されています。アメリカは州ごとにルールを決めるのですが、どこの州も、米国行きフライト出発前3日以内に取得した新型コロナウイルス陰性証明書が必要となり、州によっては7日~10日間の隔離期間が必要です。

海外旅行の今後の見通し

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そしてみなさんが一番興味がある今後の見通しですが、航空会社のフライトスケジュールから見ていきますと、皆さんご存じの羽田空港は6月現在1日約100便の国際線がスケジュールとしてはあるのですが、実際に運航されているのは38便程度です。40%程度の運航率になります。愛知県にあります中部国際空港は1日16便の国際線のうち、2便しか運航していません。7月から1年以上ぶりにフライトを再開する航空会社も出てきています。

海外から日本に入国する方は、国籍を問わず、日本への入国に際し出国前72時間以内の検査証明書を提出する必要があります。国籍を問わず、検疫所へ「誓約書」の提出が必要です。この誓約書は14日間の公共交通機関の不使用、自宅等での待機、位置情報の保存、接触確認アプリの導入等について制約するものになります。そして日本に入国後、PCR検査を受けて、陰性の場合はそこから14日間の自主隔離が必要となります。陽性の場合は指定の機関で経過を見ることになります。新たなルールとして、日本が定める変異株流行国から入国する場合は検疫所指定の施設で3日間隔離の後に、再度PCR検査を受けるルールがプラスされました。今後この14日間の隔離が緩和されない限り、観光目的での人の往来の復活は難しいです。

予約の現状

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現在でも海外挙式、海外留学、海外ハネムーンの半年以上先の予約は入ってきています。海外挙式ですと、2021年9月、10月のハワイ挙式が、ハネムーンに関しては、2021年11月、12月のハワイやヨーロッパが予約になっています。留学に関しては、カナダや、アメリカ、イギリスの2021年8月、9月出発の予約や、2020年2月、3月出発の相談が入ってきています。長期留学であれば、隔離期間などを踏まえても現地で学ぶ時間を十分とることができます。出発日が先の予約は少しづつですが、動きが出てきているのが現状です。

いつから海外旅行に行ける?大胆予想

最後にいつから海外旅行に行けるかの大胆予想ですが、2021年10月から観光での旅行が可能になるのではと予想します。理由としてはワクチンの接種です。日本よりもワクチン接種では2歩も、3歩も進んでいるアメリカでは、カリフォルニア州や、ニューヨーク州など10を超える州が成人のワクチン接種率が70%を超えています。それらの州ではコロナでの制限も解除して、テーマパークでの人数制限の撤廃や、屋外でのマスクも着用の必要をなくすなどの動きが出てきています。アメリカの国内便搭乗率は5月で平均で約77%です。ワクチンの接種が進むとこれだけの人が動くという証明だと思います。アジアではタイが10月中旬から入国制限を大幅緩和したかたちで、海外からの旅行者を受け入れると発表しています。このあたりの事実から考えますと、10月からの海外旅行は可能ではないかと予想します!この予想が当たることを切に願っております!

海外いつから6月

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