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姿勢反射を活用した腹筋運動(頸部屈曲)

今回は、「腹筋に効果的な刺激を入れる」の、お話しです。

以前も書きましたが、頚椎反射(けいついはんしゃ)と言うものがあり、頸(顔)を向ける方向で、力の入りやすさをコントロールする事ができます。

今回の腹筋運動(クランチなど)の場合だと、頸部を適度に屈曲。
つまり、顎を引いて行うと効果的に刺激が入ります。
それは、それで皆さん何となくご存知だと思います。

今回、特にお伝えしたいのは、頸部の筋肉や、上部の僧帽筋(肩コリ筋)が硬くなり、顎を引く動作に制限がかかると、腹筋運動にも制限が、かかります。

つまり、頸、肩こり症は、腹筋運動(クランチなど)を非効率に行っている場合があります。

この場合、腹筋運動(クランチなど)を行う際は、軽く頸を動かして可動域を確保してから行う事をおすすめします。

また、頸周りが硬いと腹筋運動(クランチなど)の際、頸に負担がかかりやすいので、そう言う意味でも、少し可動域を確保してから、行ってみて下さい。

ある程度、頸の可動域を確保する事で、スムーズに頚椎を屈曲させやすくなるので、顎を引く動作に変な負担が、かかりにくくなります。

くれぐれも、無理に顎を引かないで下さい。

無理なく、スムーズに引く事が大事です。

J-SPO屋比久
一般社団法人日本スポーツプロジェクト協会I.ZAClabo

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