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TOEICの出題形式に慣れるには、スマホアプリで問題を解きまくるといい

前回の記事でお伝えした、金・銀のフレーズによる学習で、TOIECに必要な基本ボキャブラリーが定着してくると、徐々に問題を解きやすくなってきます。私の場合は特にリスニングは苦もなく正解を得られることが多くなりました。一方、リーディングのほうは今も苦戦が続いています。ここでは、初心者におすすめのリーディング向け参考書を紹介し、2019年1月での受験結果も紹介します。

スマホの画面から、ゼミに参加できる究極の参考書

学習開始当初、アプリ「abceed」の電子版を購入して学んだなかに、ヒロ前田先生による『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6』『TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7』の2冊があります。

このシリーズは、TOEICの問題の傾向と対策を解説して、問題のカテゴリ別に練習問題を解くという形式になっています。おもしろいのは、架空のTOEIC対策スクールのゼミの形で進行し、講師とそれぞれレベルの異なる3名の生徒が登場する点です。登場人物たちのやりとりには共感できる点も多く、ひとりで学習している私にとって、非常に励みになる内容でした。

「abceed」の電子版での学習は、解説パートを本と同様に読み、その後問題になると、解答の選択肢が選べるインターフェースに変わります。選択肢を選ぶと正誤の判定があり、その後に解説が表示され、次の問題に進みます。

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間違えた問題については「復習」のフラグがたち、あとから間違えたものだけを呼び出してすぐに復習に取り組めるようになっています。

正誤の判定のときに、予想スコアの換算が行われるので、正解を続けるとスコアがあがり、不正解が続くとスコアが下がります。正解しても不正解であっても、スコアをあげたくてどんどん問題を解きたくなるのです。まあでも、最初のうちは不正解ばかりでストレスがたまることのほうが多かったかもしれません。めげずに解き続けると徐々にスコアがアップしていきます。

「究極のゼミ」2冊の学習を終えたあとは、TOEIC学習の定番本である「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」や朝日新聞出版の「特急シリーズ」などさまざまな参考書の電子版を購入してひたすら解いていきました。このころ学習した以下の参考書はいまでも繰り返し解いています。

アプリで解きまくったTOEIC問題集の例

当時の私の学習は、1冊の本の内容を隅から隅まで完璧に記憶していくのではなく、アプリでたくさんの問題を次々に解いて勘のようなものを養うというアプローチでした。TOEICは独特の話題や出題傾向がありますので、数をこなして頭に叩き込むつもりでどんどん解いていったのです。

学習再開から2回目2019年1月のTOEIC L&R 試験結果は?

さて、2018年11月の受験のあと引き続き学習を続け、年末年始休暇は学習時間を増やし、翌年2019年1月12日の試験を迎えます。前回の試験よりも大きな会場で、快適に受験できました。といってもまあ難しいのは変わらず、残り20問は解けずに試験時間が終了となりました。

スコアは、695(リスニング410、リーディング285)と、依然リーディングに課題を残した結果ではあるものの、学習開始から4ヶ月で当初「abceed」にセットした目標の600を超えることができたのです。

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子どもたちの反応は「むむっ」といった感じで、ほんの少し関心を持ち始めているような様子でした。気のせいかもしれませんが……。

次の受験は2019年3月。それに向けて「abceed」のスコア目標を730に更新しました。TOEICの公式資料「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」によると、最高レベル「A」はスコア860以上で、次のレベル「B」は730となっているからです。(続く)

参考:TOEICの公式資料「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」
https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf

続きはこちら。独学だと寂しいので勉強会に参加するようになった話です。



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