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音読でTOEICのリスニング&リーディングともにスコアアップ

TOEIC勉強会やイベントに参加したり、達人からのアドバイスを聞いたりしたことで得られたノウハウはたくさんあります。有効だったもののひとつに「音読」があります。ここでは、音読のメリットと私が実践した方法をご案内します。また、2019年5月のTOEIC L&R 受験結果もあわせてお伝えしましょう。

「金のセンテンス」の音読でリスニングを強化

TOEICの参考書には音読の学習について言及されていることが多いです。しかし、ひとり黙々とアプリ学習をしていた私は、音読の効果を実感できない状況でした。参考書の音声データを聞き流すだけで、理解したつもりになって、声に出すことはなかったのです。

いつもの勉強会のあとの食事会のときに参加者から「音読するといいですよ」と聞き、すぐに実践することにしました。たしかに、英会を話せるようになるには、音読して発音できるようにならないとだめですよね。

ちょうどそのころ、朝日新聞出版の特急シリーズ『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』(金のフレーズ)のTEX加藤先生による続編「金のセンテンス」が「abceed」にも登場しましたので、その音声を使った音読をしました。

この本は、金のフレーズに登場する単語をはじめ、TOEIC頻出1500語を単語ではなく例文で覚えるための本です。例文は金のフレーズにもありますが、文が5〜10語であるのに対して、金のセンテンスは10〜20語と少々長めになっています。収録センテンス数は360で、文章が長いぶん、ひとつの文に複数の単語の使い方が凝縮されていると言えます。

例文は、いかにもTOEICの問題に出てきそうな形でまとめられているので、これを覚えることが試験対策に直結します。

音声は、英語だけのバージョンに加えて、和訳のナレーションつきの和英バージョンがあります。和英バージョンであれば、まず日本語を聞いてシーンをイメージし、英文が流れたらそれを追いかけるように音読して定着する、といった学習ができます。日本語のナレーションの間は発音しなくていいので、ずっと喋りっぱなしでないのがいいです。

360のフレーズを6日間周期にわけて音読して定着させていく

360あるセンテンスの覚え方ですが、私は「37歳からのTOEIC勉強法」というサイトの「金のフレーズ全ての単語を覚える具体的な手順とは?」という記事を参考にしました。

この記事では、「金のフレーズ」を使い、前日学習したフレーズの復習+新規フレーズの学習を行い、記憶の定着を目指すというもの。私の場合は「金のセンテンス」の、360あるセンテンスを1日目はNo.001〜120、2日目はNo.061〜180、3日目はNo.121〜240といった具合で、毎日60センテンスが前日の復習+新規60とし、6日間で1周するようにスケジュールしました。1日に使う時間はだいたい60分程度です。

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「金のセンテンス」の音読を始めたのは、2019年の4月ごろで、アプリのログを見ると、2019年8月までの間に4600分、およそ77時間費やしています

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2019年5月の結果は、775

効果があらわれたのか、2019年5月26日の公開テストのスコアは775(リスニング440、リーディング335)と前回より30アップしました。

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夢のスコア800超えまであと25と迫りました。子どももさすがに気になり始めたのか「800超えるまでは人には言えないよね」などと無用なプレッシャーをかけてくるようになってきました。

次の受験は2019年7月。私はついに、「abceed」の目標スコアを800に設定したのです。(続く)

続きはこちら。はたして1年以内に800を超えられるのか?


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