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[IPOメモ]IPO初心者にもおすすめの証券会社は?

 スミスです。普通の人です。5千円~20万円くらいのお金稼ぎが専門です。何千万とか何億とかは稼げないです。あまり夢がないです。そんな人の日記兼忘備録です。

IPOについてはこちら↓

 スミスは基本的に「本当にIPOに当選しやすい」証券会社をおすすめしてきたのですが、初心者となるとちょっとハードルが高い証券会社もあります。ですので、「初心者が開設しやすい」という点も加味しつつ、おすすめ証券会社を10社、セレクトしてみました。以下の3点について、スミスの完全な主観で5点満点で評価をしています(★は1点、☆は0.5点です)。

・使いやすさ :口座開設、入出金、情報収集、取引のしやすさ。
・当たりやすさ:IPOのあたりやすさ。IPO取扱数と当選確率を加味。
・利益の大きさ:IPO当選で期待される利益の大きさ(取扱銘柄の傾向)。

IPO初心者にもおすすめの証券会社

1.マネックス証券
・使いやすさ :★★★★★
・当たりやすさ:★★★
・利益の大きさ:★★★☆

 最初に証券会社の口座を作るのであれば、マネックス証券がいいかもしれません。ここは初心者に優しく、画面の説明なども丁寧です。IPOも、それほど当選確率は高くないですが、低くもないです。1銘柄当たりの利益も出やすく、いかにもIPOらしさを楽しむことができる証券会社だと思います。

2.SMBC日興証券
・使いやすさ :★★★★☆
・当たりやすさ:★★★☆
・利益の大きさ:★★★☆

 マネックス証券とほぼ同じ理由で、SMBC日興証券もおすすめです。ここは個人抽選への配分は8.5%くらいですが(マネックス証券は90%程度)、主幹事を務めることが多いです。主幹事では幹事の数十倍の割り当てがありますので、当選確率は高めになります。

リート案件のIPOを取り扱うことが多いですが、公募割れが多いので、スミスはあまりおすすめしません(リートのIPOはほかのIPOとはかなり性質が異なります)。ちなみにスミスの評価ではリートのIPOについては考慮していません。

3.三菱UFJモルガンスタンレー証券
・使いやすさ :★★★☆
・当たりやすさ:★★★★★
・利益の大きさ:★★

 三菱UFJモルガンスタンレー証券は、広告をしていないのであまり知られていませんが、大手証券会社でIPOの個人抽選枠を設定している会社の一つです。IPOでは「あまり知られていない」=「申込数が少ない」=「競争相手が少ない」=「当選しやすい」ということになりますので、IPO投資狙いであればぜひ開設すべき証券会社です。スミスも2018年は6月までに2件当選しています。
 三菱UFJモルガンスタンレー証券の欠点(?)は基本的に大型案件にしか幹事入りしないという点です。大型案件は当選枚数が多いので当たりやすいのですが、その代わりに初値が2倍とか3倍になるというのはなかなか難しいです。それでも、メルカリでは公募価格30万円→初値50万円(+66.7%)となったように、数十万の利益が出ることもあります(よく考えれば、たかだか2週間程度で元本が1.5倍になるだけでも、年利に直せばものすごい利益率なのですが…)。ちょっとIPOらしさは薄れてしまいますが、「IPOに当たる」ことを楽しむためにも、ぜひとも開設しておきたい証券会社です。

4.みずほ証券
・使いやすさ :★★★☆
・当たりやすさ:★★★★
・利益の大きさ:★★★☆

 みずほ証券も、三菱UFJモルガンスタンレー証券とほぼ同じ理由でおすすめです。こちらは、中型案件で主幹事になることがあり、その場合は初値高騰の期待も高くなります。

5.大和証券
・使いやすさ :★★★★
・当たりやすさ:★★★☆
・利益の大きさ:★★★

 大和証券は、主幹事になることが多く、IPOにおすすめの証券会社です。初心者の口座開設のハードルも低めです。ただここは口座数が多いので、三菱UFJモルガンスタンレー証券やみずほ証券に比べればやや当たりにくいかもしれません。

6.SBI証券
・使いやすさ :★★★★★
・当たりやすさ:★
・利益の大きさ:★★★★

 よくWeb上でおすすめされているSBI証券ですが、ここのIPOは申し込み口数によって当選確率が変化します。つまり、資金が潤沢にある人が当選しやすいです。多い人は1万口の上限いっぱいに申し込んでいるようです。個人が1口や2口申し込んだところで、よほどの不人気銘柄か超大型銘柄でない限り、当選はほぼ期待できません。
 ただ、POや立会外分売、PTSなど、各種商品の取り扱いが多く、他の証券会社にできてSBI証券にできないことはないといってもいいです。IPOだろうとFXだろうと外国債券だろうと投資信託だろうと、とりあえずSBI証券があれば、やりたいと思うことはほぼすべてできます(ただ、そんな器用(貧乏)なSBI証券が、本当に手数料などのパフォーマンスで優れているのかとなると、別の問題ですが…)。ですので、いろいろな商品を試してみる、という意味では初心者におすすめの証券会社といえそうです。
 ちなみにSBI証券はNISAで購入すると手数料が無料になります。IPOもPOも立会外分売もNISA枠で購入できるので、スミスはSBI証券にNISA口座を作っています。

 ただ、この証券会社には「IPOチャレンジポイント」という制度があります。SBI証券には、上述の抽選のほかに、IPOチャレンジポイントを多く使った人が当選する当選枠があります(当選しなければ使ったIPOチャレンジポイントは戻ってきます)。IPOに申し込んで外れると1Pもらえます。だいたいの目安ですが、300Pくらい貯めれば、SBI証券主幹事のA級案件で当選できるようです。SBI証券は幹事になることが非常に多いので、2~3年程度地道に申し込んでいれば、300Pくらい貯まります(IPOが一枚30万円の利益だったとしたら、ポイント単価は1000円くらいです)。それが割に合うと思うかどうかは、ひとりひとりの判断によるでしょう。

IPOに慣れて来たらおすすめの証券会社

 以下では、上述の証券会社に口座を作り、大体IPOに(そして口座開設の手続きに(笑))慣れてきたらおすすめの証券会社を紹介します。IPOに本当に当選したいのであれば、以下の証券会社は早めに口座を作っておくのがよいと思います。

7.いちよし証券
・使いやすさ :☆
・当たりやすさ:★★★★
・利益の大きさ:★★★★★

 いちよし証券は、前受け金不要、つまり申込する時に資金を振り込む必要がありません。資金は当選後、購入申し込み時に振り込めばOKです。また、いちよし証券の口座数は15万で、これは最大手の野村證券(550万)やSBI証券(400万)、SMBC日興証券(250万)などと比べて圧倒的に少なく、中堅の東海東京証券(40万)や岩井コスモ証券(35万)などと比べてもかなり少ないです。これは、IPOにおいては、競争が少ない、つまり当選しやすいということに直結します。
 難点は、電話でしか各種の手続きを行えないという点です。ただ、別に難しいことはなく、「○○(銘柄)、100株、成り行きでお願いします」というだけです(フリーダイヤルなので、通話料は無料です(笑))。いちよし証券で申し込みするようになれば、あなたは立派なIPO中級者といえるでしょう。

8.東海東京証券
・使いやすさ :★★★★
・当たりやすさ:★★★★
・利益の大きさ:★★★★

 東海東京証券も口座数が少なめで、おすすめの証券会社です。特に数回ある主幹事の案件では当選の期待が高くなります。取引画面もそこそこ使いやすいです。ややマイナーなことを除けば、初心者にもおすすめの証券会社です。

9.岡三証券
・使いやすさ :★★
・当たりやすさ:★★★
・利益の大きさ:★★★★☆

 岡三証券も口座数が少なめで、おすすめです。東海東京証券と同じく、年に数回ある主幹事の案件では当選の期待が高いです。IPOはネットから申し込みが可能です。取引画面がやや使いにくいので、ある程度慣れてからの方がいいかもしれません。

10.野村證券
・使いやすさ :★★★★
・当たりやすさ:★★
・利益の大きさ:★★★

 野村證券は口座数が非常に多いですが、いちよし証券と同じく前受け金が不要です。主幹事が多いので、当選確率は高くはないにせよ低くもなく、また幹事も多いので「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」という感じでしょうか。前受け金不要で資金拘束もありませんので、地道に申し込んでいれば、数年に1回くらいは当選できると思います。

 各証券会社については別のNoteでまとめていますので、そちらも参考にしてください。

証券会社メモ④と⑤は後日投稿予定です。

それでは、また。
                               J. S.

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