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路地裏旅行社

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路地裏旅行社は「旅」のことを何でも書き込める空間です。
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#旅の準備

路地裏旅行社: ホンナーム(タイトイレ)事情 尾てい骨はこのためだったのか

ホン(部屋)+ナーム(水)でトイレのこと。タイのトイレは清潔で使いやすい。写真は典型的な田舎のトイレ。写真の奥に見えるのが水汲みで右手で水をすくって左手で洗います。また使った後もこの水で流すんです。手動水洗ですね。(あ、ちなみに前を向いて坐るんですよ。後ろを向くのは日本だけみたいですね)(タイのホンナームは「水部屋」なのでシャワーと兼用しているところが多いです) ええっ、手で洗うのって思いますよね。私もそうでした。でも、慣れてしまえばこれはウオッシュレットですからね、気持ち

路地裏旅行社: 修学旅行はどこに?

旅行の一形態といえる「修学旅行」。子どもたちにとっても初めての長期遠距離旅行といえるだろう。 ●あなたの修学旅行は(どこから)どこへ。 修学旅行では何が一番記憶に残っていますか?学校がどこにあるかや年代によって行き先は違ってくるんだろな。 私の場合、小学校では岡山から奈良へ。興福寺の有名な高田師の案内説明を聞いた。当時から流暢でお笑いの案内は子供心によく覚えている。お約束の旅館での枕投げもやったな。 東京の中学からは京都へ。品川から修学旅行専用の「湘南電車」で行

路地裏旅行社: グループで行く旅

●グループで旅をする 大勢で賑やかに行く旅も楽しい。気心が知れた友人たちだとなおさらだ。 グループで旅行すると、費用を分散出来るため、個人当たりの費用を抑えることが出来る。レンタカー、ガイド、食事、交通費、宿泊費などをシェアすることでお金の面ではかなり負担軽減になる。 危険防止にもなる。置き引きには仲間が目を光らせているし、かっぱらい、スリなどにも対処しやすい。何かあったときも他のメンバーに助けを求めたり、手分けして応対することが出来るので安心だ。 グループで旅行する

路地裏旅行社: 二人で旅を

●いつも一緒 二人で旅をすると、なにごともすべて一緒だ。経験を全て共有することになる。お互いに相手の違う側面やアイデアを見いだすことも多い。新しい発見も失敗も二人で共有出来るのが二人旅のいいところだ。 ●婚前旅行のすすめ 二人で旅をすると、確実に二人の関係は進展する。恋する二人ならなおさらだ。旅行中、お互いに相手をじっくり見て何でも相談していると細かいことまで良く解る。あ、意外に英語しゃべれるじゃんとか、料金交渉うまいなあとか、金銭感覚のバランス取れてるなあとか。 二

路地裏旅行社: 一人旅はたいへんだ

●一人旅は寂しい 一人だけのホテルの部屋はがらんとして侘びしいし、一人で黙々と食べる食事は味気ない。話しかける相手が自分だけだと、大きな都市は冷たくて無愛想に感じられる。何か失敗しても慰めたり助けてくれる人はいない。 私はNYでまる一週間誰とも話さなかったことがある。話し相手もいなければ、誰も話しかけてもくれないのである。道を聞いても指さされるだけ。とうとう淋しくて日本人だと思って思い切って声を掛けたら香港の人だった(彼とはそれから長年の友人になった)。 誰も知らない異

路地裏旅行社: 一人で旅をする

●一人旅で人と話す グループだといつも内輪で話しているので中々外からは声を掛けにくい。でも一人だとローカルの人も声を掛けやすいから、話しかけられることが多い。バスや列車の中では話しかけられることもしばしばだ。「どこから来た」「どこへ行く」「どこに泊まるんだ」と話しかけられる。 そんな時は世界中どこでも通用する「質問」をしてみよう。 これは日本でも通用する「おいしいもの」を発見する魔法の質問だ。 間違いなくこの質問にはたくさんの答が返ってくる。そうしたら次の質問。 ●

路地裏旅行社: 「旅」と「旅行」の間には

旅に出ると俳句が作れないのはなぜだろう。旅に出るたびに歳時記と句帳を持っていくのだがまず開いたことがない。旅の途中でふっと句が出来ることもない。旅先で名句をものしたことなど一度もない。なぜなんだろう。 私の場合の旅とは国内では鉄道に乗ることであり、海外では路地裏を歩き回ることである。旅に出るととにかく忙しい。時刻表を繰る、次の乗り換えを考える、昼食をどこで何を食べるかを調べる、今夜どこに泊まるかを決定する。常に五感と理性がフルに回転している。 鉄道に乗っているときは膝に時

路地裏旅行社: 「絵はがき倶楽部」

そういえば、昔やっていた「絵はがき倶楽部」はおもしろかったな。これは住所氏名を登録しておくと、その倶楽部の中の誰かが海外(国内でも)に行ったとき、そこから絵はがきを出してくれるんだ。で、自分が海外に行ったときは会員に絵はがきを送ること、というもの。 ある日突然、全く知らない土地から絵はがきが届くって楽しいですよ。私もラトビアのリガから絵はがきをもらったときはうれしかったな。 また海外で街角のカフェなんかでせっせと絵はがきを書くのも楽しいです。絵はがきを選ぶのも、郵便局でき

路地裏旅行社:路地裏旅行のすすめ

●もっと自由に気楽に旅を楽しもう  ゆっくりともう一度、好きな所を歩いてみよう。もっといろんなところに行ってみたい。友達と、夫婦と、親子で、独りきりで。旅をもっと自由でシンプルなものにしよう。「観光客」ではなく「旅行者」として旅をしたい。それが路地裏旅行だ。 ●旅はお金を掛けない方がいい お金を掛けない方が地元の人に密着した旅行が出来る。ホテルの中はお金で作られた特殊な世界だ。その中では何でも出来るけれども、それは「ホテルの中の街」であって、あなたが旅行に来た街ではない。本

いつか行く26の旅 trip00

いつかは行ってみたい旅のプランが沢山ある。ここはそれを入れておくバケツだ。英語では「Bucket List」という。死ぬまでにしておきたいことを書いたカードを入れておくバケツだ。 映画にもなった。「最高の人生の見つけ方」、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンが共演した映画で、原題を「The Bucket List」(棺桶のリスト)という。(日本でも吉永小百合、天海祐希共演でリメークされた)。 ■1 アメリカ大陸を高速道路を使わずに「ブルーハイウェイ」二車線の国道で横

路地裏旅行社: 【ベネチア】 道に迷う

ベネチアは四方4kmほどの小さい街だし、周りは海と運河に囲まれているので、歩いていてどこか他の街に行ってしまって迷子になることはない。この街で一番おもしろいのは「道に迷う」ことなんだ。自動車が入ってこれないこの街では、歩いて狭い道の奥にどんどん入って行くのが最良の街の歩き方だ。 ベネチアではどうやってゴミを出すのか、引越はどうするのか、路地裏の小さなお店、屋台、市場、街路ごとにあるバル、広場にはカフェ。歩いていると次々にいろんなものが出て来て興味は尽きない。路地を探検しよう

路地裏旅行社: 旅程表を作る

私は旅に出るときは必ず一日ごとの旅程表を必ず立てていく。それが出張であろうと個人旅行であろうと、海外であろうと国内であろうと、泊まりの旅はこれなくしては始まらない。 旅程表を作る 旅程表(英語ではITINERARY、アイティナラリという。いまだにうまく言えないのだが、旅行中よく出てくるので参考までに)は次のように作る。 まず、横に「日付け」「曜日」「午前」「午後」「夜」「宿泊地」をとる。 縦に予定している日数分だけの欄をとる。縦に日付と曜日を入れていく。深夜便で行くの

路地裏旅行社: 旅程の立て方のコツ(2)

●「祭り」に行こう 行く先の国の祭日、国の祝日、お祭り、宗教的な祭事、催事、芸術祭などをチェックしておこう。祭日は年によって日が違うため、各国の観光協会のサイトで確認をする。 タイミング良くうまい具合に祭りに居合わせると旅の楽しみがうんと違う。旅が深くなる。旅がきらめいてくる。日程の中に一回は「祭り」を入れたい。 日本は世界有数の「祭り」が多い国である。ほぼ毎日どこかで祭りがある。国内旅行でも旅先で祭りに出くわすとその旅行の濃度がまるで違う。 逆に「国民の祝日」をしっ

路地裏旅行社: 旅程を作る(1)

うまい旅程を作るにはコツがある。 1)重複を避ける 忙しい日程では同じようなところは極力一カ所で済ませる。 ケンブリッジとオクスフォードなら同じようなもの、ケンブリッジを選ぶ。アルプスはスイスから見てもフランスから見てもイタリアから見ても同じようなもの、スイスを選ぶ。 富士山は箱根から見ても西伊豆から見ても同じようなもの、温泉に安く入れて魚がうまい西伊豆を選ぶ。 カテドラル(教会)は一つ見ればあとは似たようなもの、という人にはパリのノートルダムで十分だろう(実際は見れば