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『最長片道切符の旅』を旅する

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宮脇俊三『最長片道切符の旅』新潮文庫をそのまま辿る旅。 片道切符の路線を文庫片手にそのまま追い掛けます。 廃線になった路線はバスで丁寧に辿ります。 1978年(昭和53年)の日本…
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#首都圏

『最長片道切符の旅』を旅する day00 旅の企画

宮脇俊三「最長片道切符の旅」新潮文庫 オリジナルの宮脇俊三『最長片道切符の旅』新潮文庫は、鉄道ファン、特に「乗り鉄」のバイブルともいえる書です。 先生は、全線完乗を達成した後、出版社(元中央公論社常務取締役)を退職し、自由の身になったところで「最長片道切符」を旅しようと考えます。 この旅は今から45年以上前の1978年(昭和53年)。その後、路線や列車の廃止が相次いだため、この本はタイムカプセルのように当時の鉄道状況や時代を埋め込んだ記録となっています。 「最長片道切符

『最長片道切符の旅』を旅する day18 ようやくローカル線だ

首都圏を離れ高崎の一駅手前まで行く。久しぶりにディーゼルに乗れるのがうれしい。そこからぐるっと立川まで帰ってくる。 (東京)(京浜東北)南浦和 1117ー1133 大宮 1141(高崎線)1251 倉賀野 1341(八高線)1458 高麗川 1503(八高線)1534 拝島 1536(青梅線)1550 立川 休日の昼近く京浜東北線に乗る。南浦和からが『最長片道切符の旅』のコースになる。途中大宮で下車、駅ナカを見る。こりゃデパ地下だな。しかし大宮というのも行かない所だなあ。

『最長片道切符の旅』を旅する day17 今回も少しだけ武蔵野あたりを

前回、day16の田端ー新宿というふがいない結果に続き、今回も新宿、西国分寺、南浦和というまったく気が乗らない旅程であった。どうも首都圏は乗れなんなあ。 今回も「仕事の帰りにちょっと遠出してみた」感じ。新宿まで来たのでちょっとついでに、中央線で西国分寺まで。 西国分寺で武蔵野線に乗り換え。快速「東京」行き。そのこころは、西国分寺(武蔵野線)西船橋(京葉線)東京。府中本町発の武蔵野線はすべて「東京行き」だ。終点東京まで乗って見たいが、今回は南浦和まで乗って終了。 これだけ

『最長片道切符の旅』を旅する day15 通勤圏内を通過する+ちょこっとday16

15日目は、千葉の蘇我(そが)から出発して西船橋、松戸、日暮里、赤羽、田端、新宿まで。おいおい、新宿かよ。 蘇我(総武本線)西船橋(武蔵野線)新松戸(常磐線)日暮里(東北本線)赤羽(京浜東北線)田端(山手線)新宿 実は前回 day14 のノートを紛失してしまった。当初、愕然としたものの時刻表の付箋から全てのルートと時刻を復元出来た。いや立派。意外に乗った列車は覚えているもんだな。しかも後日、紛失したノートのコピーが出てきた。なくした時のためにコピーしておいたようだ。偉いぞ