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テイクオフの教科書下巻チャプター2"波待ち"

アロハ、サーフィン上達第5ラボのタクです!

今回はテイクオフの教科書下巻チャプター2.1"波待ち"についてシェアします。

・いけると思ったのに波に置いてかれた
・テイクオフで波を後ろからかぶってパーリングする
・肩から乗っているのでライディング距離が短い

上記の問題を"波待ち"で解決していきます。

もちろん、"ウェイブセレクション評価編"と"決定編"も同じように解決の糸口になるので、まだ読んでない方はコチラからどうぞ↓
"ウェイブセレクション評価編"
https://note.com/jse5thlab/n/nb3296d93a008
"ウェイブセレクション決定編"
https://note.com/jse5thlab/n/ne2d89e430807

それでは最後までお楽しみください!

波待ち

テイクオフのプロセスには時間的な順序があります。

ウェイブセレクション(評価+決定)

波待ち

アプローチ

BLセット
となっていて、連続的なプロセスです。

つまり、ウェイブセレクションを行い、波待ちを実行してからアプローチに取り掛かり、アプローチを実行してからBLセットに取り掛かります。

なぜ、この話をしているかというと、波待ちなど地味なプロセスを過小評価しないためです。

波待ち〜BLセットまでが連続的なプロセスである以上、前のプロセスのクオリティが後ろのプロセスのクオリティを左右します。

歩行中につまづいたところをイメージするとわかりやすいかもしれません。

つまづいた足を1歩目としたら
2歩目→バランスを立て直す
3歩目→2歩目でリカバリーできない場合は3歩目でもバランスを立て直す

つまづいたのは1歩目なのに、2歩目3歩目にまで影響を与えるわけです。

同じことがサーフィンでも起きます。

波待ちでエラーが起こると
→アプローチやBLセットにしわ寄せがくる
→さらに、BLセットより後ろのプロセスにまでしわ寄せが及ぶ

だからこそ、「地味なプロセスだし飛ばしちゃおうかな。」と過小評価せずに取り組んでいただけたらなと。

波待ちでやること

波待ちの練習と聞いて、まずイメージするのはサーフボードの上でバランスをとるだと思います。

もちろん、バランスは大切ですが、それはサーフィンにおいてドレスコードみたいなもので、あらためて議論するポイントではありません。

テイクオフを上達させるために波待ちでおこなうのは
"波をキャッチできる場所に滞在する"
です。

波が来た時にパドルで間に合う場所にいなければテイクオフできません。

テイクオフ可能な場所に滞在するには
・距離
・速度
の2点がキーポイントになります。

・距離

時間内に目的地へ間に合うか?の判断基準の1つは距離です。

例えば
<パターン1>50m先の横断歩道の歩行者信号が点滅
走り出す人はいません。陸上選手でもないかぎり横断歩道到達までに8秒以上かかります。(普段着だし荷物もあるし)

<パターン2>1m先の横断歩道の歩行者信号が点滅
これは走って渡りますよね。なぜなら間に合うから。

パターン1とパターン2の違いは距離です。私たちは距離を測って間に合うかどうか計算しています。

上の例題は自分と信号機の距離でした。本題に戻りテイクオフについて考えていきましょう。

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