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土木技術者が読んでおきたい書籍 ~委員によるビブリオバトル~ vol.15

お疲れ様です。教育小委員会の津村です。
もう4月になりますね。今年の桜は全国的に平年並みか平年より早い開花になるそうです。

以下は個人的なエピソードなので、読み飛ばしても大丈夫です。
私は10年ほど前に愛する女性と結婚したのですが、その時、式場選びに難航しました。どの式場も行くとチヤホヤされますが、お金の話になるとオプションだらけ!標準プランだけで結婚式を挙げたらなんと寂しいことでしょう…。
でも唯一0円のオプションがある式場を見つけて、そこに決めました。
そこの式場には、大きな桜の木があったのです。

オプション「桜」0円

結婚式に来てくれる友人や親族に、満開の桜を見てほしく、結婚式を4月頭に設定しました。今年は、早咲きか遅咲きか、ドキドキしたのを覚えています。結果…結婚式前日に

「満開予想」

やったー!妻と喜び合ったのもつかの間…

「爆弾低気圧接近中」

のニュースが飛び込んできました…。そうです…。私の結婚式は大雨でした…。外でのイベントも色々企画していたのに、全部ナシ…。雨でキャンセルされたオプション代も払わなければならない悲しい結果となりましたとさ。

私の初めての結婚話はさておき、これからが本題です。結婚式の準備で必要なことは、ゼ〇シィで教えてくれますが、学生さんが土木とは何なのかを知る機会ってなかなかないですよね?それを解決できる本を紹介します。

「学生のための初めて学ぶ土木工学」

土木工学の導入教育用教科書として、土木工学の関わる仕事の紹介や土木工学の入門的解説をした本。土木工学への興味を醸成するような内容とし、土木工学が何に取り組む学問であるかを初心者に無理なくわかりやすく解説されています。

読んだ感想はコチラ↓

この本は、松江工業高等専門学校の先生が作成した書籍です。
土木工学を学びたいと考えている学生のための入門書として執筆されているため、非常にわかりやすい内容です。
また、土木工学という学問を、より多くの人に理解してほしいという思いで執筆されているため、非常に幅の広い情報が記載されています。
前半は土木工学を学ぶための基礎知識、後半は土木工学の技術の進歩について記載されています。
私の部署に配属になった土木以外の分野を学んだ新入社員に紹介した書籍の1冊です。本人に感想を聞くと、「土木分野の全体像を学ぶことができた」、「この本でわからない言葉を調べたり、聞いたりするすることで、木工学について学ぶことを始めることができた」とのコメントをもらいました。
土木をこれから学ぶ学生だけでなく、仕事で初めて土木について学ぶ人にもオススメの書籍です。

井川委員より

学生さんだけではなく、ゼネコンの新入生にもわかりやすくなっているんですね!

教育小委員会では、若手技術者育成に役立つ簡潔な動画の作成や、既存のコンテンツの紹介などの活動し、広く公開する活動をしています。
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