土木技術者の皆さん、こんにちは!教育小委員会の武藤です。
11月に入りました!今年も残り2か月で終わりですね・・・いろいろと思い残しがある私なのでこれから駆け足で片づけて行きたいと思います!ひとまず、年末年始で食べる美味しいものをじっくり吟味しないと!!そんな美味しいものを探しつつ食べつつ、読書の秋終盤に土木技術者として読んでおきたい本を紹介します。ビブリオバトル、第4回目はこの本だ!!
「実務に役立つ耐震設計入門ー2022年改訂版ー」です。
この本は2011年1月に出版されてから10年の時を経て新しくなった耐震設計の入門書です。10年の間に新たな被害地震の発生や、それに伴う耐震基準の改定などにより内容が更新されたそうです。新設でも既設でも耐震の理念が大きく関わる土木技術者にとって読んで間違いない本になります。
この本について井川委員のコメントでは、
とのことです。実体験とセミナーの紹介、ありがとうございました!
第3章のお話がありましたのでそちらを読んでみますと、「耐震構造計画ではその他の構造計画と異なり、通常の検討以外の「留意事項」が重要となる」というお話がありました。留意事項について一覧表にしていただいているのですが、確かにどれも重要なことであり通常の検討だけでは判断が難しそうです・・・本文に書いてありましたが、「技術者の想像力が重要となる」というのがその通りだと思います。私も井川委員のように耐震設計について関わることが今後多くなり、この本がその1歩だと思います。実際にこの本を読む直前に耐震補強工事のお話が来ましたので、非常に助かりました!橋脚が破壊した状況も写真があって分かりやすかったです。
ぜひとも今後関わってくる内容だと思いますので、皆さん読んでみてください!!
そして、セミナーにも参加してより知識をつけましょう!!!!