土木学会創立110周年記念号 ー土木の核とひろがり- 土木学会誌2024年11月号特集
毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
2024年11月号特集は、土木学会創立110周年記念。サブタイトルは 「土木の核とひろがり」です。
1914(大正3)年11月24日に設立された土木学会は、今年で110周年を迎えます。この110周年を記念した本号。以下、特集目次をご案内します。
本特集を通じて、10年の土木の変化とひろがりを振り返り、改めて土木の核とは何か、これからの変化はどのようなものか、考えていただくきっかけとなりましたら。
また11月19日には、土木学会創立110周年記念式典・祝賀パーティを開催いたします。会員のみなさまにおかれましては、ぜひご参加ください。
土木学会創立110周年記念号ー土木の核とひろがり- 目次
2010年以降の主な出来事
緩やかな人口増加を実現する「写真の町」
樋口 トモユキ(写真家/編集者、土木学会誌特任編集委員)
対談|働き方改革と土木業界の変化
-柔軟な現場運営ができる人材を育て「働きやすい建設産業」をつくる-
対談メンバー|池田 心豪((独)労働政策研究・研修機構 多様な働き方部門 副統括研究員)/須田 久美子(建設産業女性定着支援ネットワーク 幹事長、鹿島建設(株)土木管理本部土木企画部 人事・教育グループ(ダイバーシティ推進担当)専任部長)
司会|工藤 正智(土木学会誌編集委員)
土木広報不毛時代からの脱却
小松 淳(日本工営ビジネスパートナーズ(株)経営管理本部 チーフエンジニア)
対談|水防災とミズベリング-流域治水と水辺再生をめぐる10年-
対談メンバー|池内 幸司((一財)河川情報センター 理事長、東京大学名誉教授)/岩本 唯史((株)水辺総研 代表取締役 主任研究員)
司会|中村 晋一郎(土木学会誌編集委員)
インタビュー|事前復興まちづくり計画の取り組み-「人の復興」と「地域の復興」の両立を目指して-
語り手|菊地 雅彦(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 特任研究員(前・国土交通省大臣官房技術審議官(都市局担当)(当時))
聞き手|中居 楓子(名古屋工業大学大学院工学研究科 工学専攻 環境都市プログラム 助教)
インタビュー|精密機器メーカーから地域新電力への挑戦
語り手|山野 健治(新電力おおいた(株)代表取締役)
聞き手・執筆|浦田 淳司(土木学会誌編集委員)
対談|i-Constructionの創生と定着
対談メンバー|永谷 圭司(東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 特任教授、現・筑波大学システム情報系情報工学域 教授)/元村 亜紀((株)大林組 土木本部 先端技術推進室 技術開発部 部長)
司会|中島 健輔(土木学会誌編集委員)
社会関係資本としての自転車シェアリング事業「ポロクル」
澤 充隆((株)ドーコン 取締役 執行役員 交通事業本部長)
インタビュー|未来へのインフラの道
語り手|久田 真(東北大学大学院工学系研究科 教授、同インフラ・マネジメント研究センター センター長、内閣府戦略イノベーション創造プログラム(SIP)第3期プログラムディレクター(PD))
聞き手|澤田 茉伊(土木学会誌編集委員)
編集後記
論説・オピニオン
土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2024年11月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。
「一般投稿論説」を募集します(12月20日まで)
論説・オピニオンはこれまで、土木学会論説委員または論説委員会が依頼した方が執筆していましたが、年二回、土木学会の会員の方からも原稿の応募を受け付けることとなりました。多彩な方々からの見解・見識をお待ちしております。
土木学会誌からのご案内
アンケートへのご協力をお願いします
学会誌編集委員会では、特集・連載などのアイディアや誌面の改善事項を引き出すとともに、委員のモチベーションアップにつなげることを目的に、毎号アンケートを実施しております。
土木学会誌をお読みになりましたら、ぜひご回答くださいますようお願い申し上げます。
投稿のご案内
土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。
土木学会誌は一般の方でもご購入いただけます
土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。
発行後50年経過した学会誌は無料でご覧頂けます
発行後50年が経過した土木学会誌は、土木図書館のデジタルアーカイブスで公開しております。どなたでも無料でご覧頂けますので、ぜひご覧ください。
土木学会誌関連SNS
土木学会誌関連の情報は、ホームページだけでなく各種SNSでも発信しています。こちらもぜひフォローください。
土木学会からのご案内
入会すれば全ての学会誌が
発行後50年未満の土木学会誌は、土木学会個人正会員(学生会員含む)の方であればWEB上ですべてご覧頂けます。
「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能です。この機会にぜひ入会をご検討ください。
土木学会は、技術・学術・文化・人の融合の場です
公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。
学会誌の感想をnoteで書いてみませんか?
個人会員の方、あるいは勤務先が法人会員で職場に学会誌が置いてあるという方、たまたま図書館で見かけたという方、土木学会をお読みになった感想をぜひnoteに投稿ください。土木学会公式noteで運営する「土木学会誌マガジン」に追加させていただきます。投稿の際には「#土木学会誌」「#土木学会誌感想文」のタグをつけていただければ幸いです。
国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/