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土木偏愛note『from DOBOKU』

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土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

ドボクのラジオ 第247回 【土木偉人シリーズ】世界的傑作・錦帯橋をつくった岩国藩主の苦悩

2024年2月21日(水)放送 ゲスト:緒方英樹さん ナビゲーター:JUMI 案内役:赤井かおり 錦帯橋といえば美しいアーチ橋。日本を代表するこの橋が架けられているのは、水量が多くたびたび洪水が起こっている錦川の川幅が200mもある場所。ただ「橋を架ける」のであればわざわざこのような場所には架けないでしょう。 当時、岩国藩は国として認められていなかったため、錦川に橋を架けることは岩国第三代藩主である吉川公嘉の力を示すための悲願だったとのこと。その強い想いがあってこそ

ドボクのラジオ 第245回 元気丸のドボクのラジオ(パート7)

2024年2月7日(水)放送 ゲスト:元気丸(水戸竜司さん、北岡一成さん) ナビゲーター:JUMI ドボラジに7回目のご登場❣❣ Mr.水戸:建設会社元社員/2級土木施工管理技士 Mr.北岡:現建設コンサルタント従業員/2級施土木施工管理技士/技術士補/測量士補 というキャリアを引っ提げて、ここまで最多登場記録を更新中のお笑いコンビ「元気丸」がナビゲーターに! 技術士第2次試験を終えた時は「手応えはあった!」らしいけど、合格発表を見て膝から崩れ落ちたまま現在に至るMr.

土木なイラスト#26 細島験潮場

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 今回は、土木学会の推奨土木遺産にもなっている「細島潮験場」です。 日本における潮位測量は、明治5年(1872年)にオランダ人技士リンドウの指導で利根川河口の銚子に「量水標」を設けたのが始まりとされている。量水標は主要河川の河口に設けられ、目視によって干満潮位を観測していた。その後、明治21年(1888年)、陸軍省参謀本部に陸地測量部が設置され、国土の測量が開始されると同時に各測点が設けられた。験潮場は、土地の高さの基準を与え、その変

土木なイラスト#25 土木系行政職員の仕事「防災情報係長の一日」

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 土木技術者のイメージは、建設会社の工事監督、また測量・調査・設計コンサルタントで働く方々が思い浮かぶと思います。 では国・県・市町村の土木系行政職員はどんな仕事をしているのでしょうか? 今回は、国土交通省地方整備局出先事務所の「防災情報係長」を紹介します。 国土交通省の出先事務所には、電気・情報通信の専門係があります。 専用の光ファイバーとネットワークシステム、災害時に活躍する衛星通信網、また停電時でも防災活動を可能とする発電施設の

ドボクのラジオ 第246回 未来の日本橋へようこそ!

2024年2月14日(水)放送 ゲスト:中澤祐太さん・鳥居由然さん ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 今シーズンのドボラジでは、学生団体の皆さんに多くご出演いただき、活動内容や普段考えていることなどをお聴きしています。今回のお二人が所属する「日本橋学生工房」は20年の歴史を持つ老舗。第1期生はもう40代になっているわけです。 地域の小学校、町会、まちづくりに関わる団体、企業などと接しながら、他大学の仲間たちとともに地域の未来を考える活動をしているそうです。た

土木学会誌 第109巻 第2号 特集「土木のパラダイムシフト」

 諸々の事情で、今回の土木学会誌動画DDは、土木学会誌WEB情報誌偏集長のマツさんこと、松永 昭吾さんと、サシで読書会(笑)  「土木のパラダイムシフトは、幅が広過ぎて特集では語り尽くせないのではないか」という僕のややネガティヴな問いかけに、マツさんは「パラダイムシフトの中の土木の役割として、ベンチマークを示したという点は評価できる」「6分野の中に『教育』があることが、救い」とポジティブに回答して下さいました。  僕達が編集委員をしていた羽藤組は、まさにコロナ禍での編集で

第1回「すっごい!土木大賞」はこれだ!

 土木に関わる我々が(関わる我々だからこそ?)「これはッ・・・・すごい!!!」と思わず唸ってしまう映像。そんな映像を今回は3本、ご紹介します。  こんにちは、土木学会2023年度会長プロジェクト「土木の魅力向上特別委員会 土木のステイタスアップ小委員会」にて、土木技術と土木技師の”すごさ”を調査・収集しているワーキングメンバーの深瀬です。  この活動で収集した動画の中から、小委員会メンバーで選んだ「すっごい土木技術大賞」を、紹介いたします。 「すっっっごい土木技術大賞」

土木なイラスト#24 土木系行政職員の仕事「道路管理係 技官の一日」

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 土木技術者のイメージは、建設会社の工事監督、また測量・調査・設計コンサルタントで働く方々が思い浮かぶと思います。 では国・県・市町村の土木系行政職員はどんな仕事をしているのでしょうか? 今回は、国土交通省地方整備局出先事務所の「道路管理係の技官」を紹介します。 国土交通省の出先事務所は、施設管理・防災や工事発注・施工のイメージがありますが、許認可の事務もあります。 道路法24条申請(道路管理者以外の者の行う工事)や、道路法32条の占

ドボクのラジオ 第244回 橋のイノベーション

2024年1月31日(水)放送 ゲスト:永元直樹さん ナビゲーター:JUMI 案内役:おがえもん 今回のゲストは三井住友建設の永元直樹さん。 永元さんは、橋がやりたくて大学、会社を選び、現在も休日にも色々な橋を見に行く根っからの橋マニアです!大学では夜な夜な教授室に忍び込み橋の専門誌を読みふけていたとのこと。しかしながら、先生は雑誌の位置が少しでも動くと分かる几帳面な性格とのことなので、気付かれてますね。 今回、橋のイノベーションとして3つ挙げていただいたのですが一番気に

土木なイラスト#23 土木系行政職員の仕事「工務係長の一日」

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 土木技術者のイメージは、建設会社の工事監督、また測量・調査・設計コンサルタントで働く方々が思い浮かぶと思います。 では国・県・市町村の土木系行政職員はどんな仕事をしているのでしょうか?今回は、国土交通省地方整備局出先事務所の「工務係長」を紹介します。 吹き出しの文字が多くて恐縮です。描いてはみたものの漫画はむつかしい。(了)

土木なイラスト#22 土木系行政職員の仕事「建設監督官の一日」

ドボクなイラストを描いているコジヲです。 土木技術者のイメージは、建設会社の工事監督、また測量・調査・設計コンサルタントで働く方々が思い浮かぶと思います。 では国・県・市町村の土木系行政職員はどんな仕事をしているのでしょうか?今回は、国土交通省地方整備局出先事務所の「建設監督官」を紹介します。 吹き出しの文字が多くて恐縮です。描いてはみたものの漫画はむつかしい。(了)