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土木学会誌マガジン

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土木学会が会員向けに発行している機関誌「土木学会誌」と関連した記事をまとめた、土木学会公式noteで運営するマガジンです。読まれた方の感想など、noteに投稿された土木学会誌に関…
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2023年8月の記事一覧

働き方改革についてご意見お聞かせください!(締切2023/9/22)

土木学会事務局です。 土木学会誌は、土木学会約四万人の会員に向けて毎月発行している機関誌です。 毎号毎号、さまざまなテーマで特集を組んでいますが今回、2024年3月号の特集テーマを「働き方改革(仮)」と予定しました。 そこで、働いている方が実感している現状と課題、魅力ある働き方や働きがいや、働き方の改善案に関して、多くの方からご意見をいただきたく、アンケートを実施することになりました。 土木学会会員資格の有無は不問です。 また、業界・業種・年代等も不問です。 学生の方

土木学会誌 第108巻 第8号 特集「土と木」

 「土木」という言葉は、紀元前2世紀の中国の思想書「淮南子(えなんじ)」にある「築土構木」という言葉から取られた、と言われています(諸説あり)。近世になり、例えばお城をつくる場合などは「普請」という言葉が使われ、天守閣など建築物をつくることは「作事」と呼ばれ、今でいう「建築」分野との棲み分けが意識され始めました。  明治になり、土木の訳語として civil engineering が当てられ、日本における近代土木の分野の礎が築かれました。ちなみに civil engineer

土と木-土木学会誌2023年8月号 特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2023年8月号特集は 「土と木」。以下、特集目次をご案内します。 土木の語源となった土と木に焦点をあて、歴史的な活用事例や材料としての進化を振り返るとともに、土と木の将来を展望した本特集が、土と木の特性を生かした未来のインフラづくりに繋がりましたら。 特集-土と木- 目次PART1 土と木の役割 鼎談|国土の基盤を支えてきた「土」と「木」  知野 泰明(日本大学工学部土木工学科准教授)  古井戸 宏通(東京大学