301. 演劇ってムズイ
人生で初めてつかこうへい作品を観た。
菅井友香の舞台を一度も見たことなかったため是非観たいと思い神戸に向かった。
※個人的な感想です。
①
「新・幕末純情伝」
「いやぁ...独特...」
観劇でいうとねんさん(守屋茜)舞台以来。
あの時と比べるともう全く違う舞台。
芝居もあり、ダンスもあり、殺陣もあり...
盛りだくさんだけど舞台美術は非常にシンプル。
マシンガンのように間のない掛け合い。
場面転換も暗転や間がなくとにかく流れがノンストップで進んでいく...
「いやぁ...独特...」
役者さんのセリフは常に会場中に響き渡り、これは一回の公演で声がふっ飛んじまうじゃないか?
と思うほど。
「いやぁ...独特...」
個人的には世界観が凄過ぎてなかなかに難しいという印象だった。
舞台でのアクションや迫力は今まで見たことないぐらい凄かった。
役者さんたちの息の合った芝居。
そこの合わせ方も独特なテンポがあり不思議な世界だった。
②
ゆっかーの役や芝居もなかなかに体当たりだった。
人によってはアイドル時代のイメージが残っていて「やめてぇ...」
と思う流れもあったかも知れない。
個人的にはイメージをぶち壊すことが好きということと、舞台は現実ではない異世界であるというのが根付いているため、そこに関してはむしろゆっかーの女優人生という点でとても好感度が上がった。
つかこうへい作品以外の演劇(ミュージカルなどではない)も見てみたいと感じた。
そういった時にゆっかーはどんな化学反応を見せるのかな...と。
うーん...
自分の中の演劇という概念がぶっ壊れるほど自由な世界を感じたと共に、作り手の強い縛りみたいなものも感じてなんだか複雑な感情に陥っている。
入り込めるぐらい楽しめるようになるにはもう少し時間が掛かりそう...
普通にガーシーが小ネタで出てきた時は、面白いと思ったのと同時にちょっとヒヤッとしましたね笑
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