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78. 1stTOUR2021 in 大阪 ~個人的まとめ~④


私は大学の頃から裏方に興味があり、スタッフがどんな動きをしているのか?といったところを気にして見てしまったりします。
メンバーの披露に注目しろや!って話なんですが・・・
もちろんメンバーのパフォーマンスもしっかり注目していたんですが、それだけではもったいないと思い開演前や終了後の退場待ちの時間にスタッフの様子をじーっと観察していました。

今回のライブはメインステージから見て一番遠い後方のスタンド席から観ていました。

開演前その席に着いたとき個人的に嬉しいことがありました。
それはライブの音響、照明、映像等の調整を行ったり、舞台監督が見守るスタッフ区域がばっちり見えたことです。

そうか・・・この人たちがいなければ櫻坂のライブは完成されない。
ライブに向けたリハーサル、調整を重ねて本番に力を発揮するからこそ完成される場所。
ライブDVDの特典映像で見たことあるような風景がそこには広がっていました。

その他にも、メンバーのMC中に次の演出で使う舞台美術の準備をしていたり、移動する際も先頭のスタッフがタブレットを持ちながら曲の長さに合わせてスピードを調整したり、使わなくなった舞台美術を裏で片づけていたり・・・
映像には残らない真の姿がそこにはあり、櫻坂46という料理のレシピを観れているようで感慨深いものがありました。


そして個人的に嬉しかったのは(めっちゃマニアックですが)
櫻坂、日向坂を裏で導く茂木チーフマネージャー(らしき人)を見れたことです。開演中はスタッフ区域の一番前の席でじっと座って見守っており
終了後も反省や感想を舞台監督と話されているようでした。

欅坂ドキュメンタリーの嘘と真実でも、日向坂ドキュメンタリー三年目のデビューでもちらちら映っていた茂木さん。
平手がいないことで欅坂全体が崩れてしまうのは悔しいと言葉を掛け
二期生が入ることはひらがなけやきにとって必ずいい方向へ進むと励ました人。
きっと誕生からメンバーと共にいるからこそ表には出さない色んな記憶、感情、そして未来への構想が脳内HDDに散りばめられているんだろうな~と感じました。

ある意味運営に対する批判、それを全部受け止めてきた人かもしれません。
メディアに出て来る人ではありませんが確かにそこにはいました。
嘘と真実で欅坂デビュー曲のPR活動に同行する姿と全く変わっていませんでした。(体型もそのまま・・・)
この人の脳内HDDには丸6年分の色んな歴史が保存されているんだろうなと思うと、実際に自分の目で確認できたことが宝物になりました。


結論、やっぱ生で実際に見るっていいなと。
そこには人間がいるんだなと。
何台ものカメラで撮影され編集してあるDVDやテレビ。
綺麗な衣装とメイクで整い撮影される雑誌やグラビア写真。
もちろんそこにもメンバー達の姿があるのですが、そういうのをずっと見続けてしまっているとまるで人ではなく神々しい存在に見えてしまう。

でも実際の姿を見ると
「あ、ちゃんと人間なんだ」

と感じ、めちゃくちゃ遠い存在ではないんだなとどこか心が穏やかになります。

この感覚を忘れないで心に残していきたいと思います。

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