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405. 突然変異を起こせるか?②



以前からずっとずっと心に引っかかっている。

果たして自分は親からのDNAに逆らって突然変異を起こせるのか?

ということ。


相変わらず自分にとって大事なものをひたすらに積み重ねる作業をしているのだが、なかなかスピードは上がらないので不安の波が襲ってくることも多い。


定期的にこうやって不安を吐露しながらも頭を整理しつつ、自分にとって集中すべきところを再確認しているのかもしれない。




突然変異を起こしたいという気持ちはどんどん増していっている。

起こすためにも少しでも知識、物知りな人の体験談、その人が見せる行動・・・
などをなるべく脳のメモに残そうと意識している。


ここ数年間で自分の好きなもの、興味のあるもの、得意なもの・・・そういったものを徹底して見つけようとしてきたおかげで、少しは自分にとっての大事なポイントが分かるようになった気がする。


「あ、この話はこれからの自分に繋がるな」
とか
「あ、この人の行動は今の自分の立場ではまだ出来ないけど、いつかできるようにならなくちゃいけないんだな」
とか

表には見せていないけど、そういったポイントを何が何でも取りこぼさない意識はだいぶ根付いた。

無意識レベルになったと言ってもいい。


残念ながら、この素材たちを自分の中で組み立てて行動に表す。
というところまではまだ行けていない・・・

その行けていない所への焦りというのが最近不安の原因なんだと思う。



自分の家系の流れを見るに

なんでこんな視野が狭いんだろう。

とか

なんでこんなイメージの押し付けで自分で調べたり体験したりしないんだろう

とか。


そういったことをよく感じる。


少なくとも同じように受け継いで自分がその道を選んだとしても、自分は自分を楽しませることが出来ないのは分かってきた。


自分にとって興味ある人やもの、楽しいと思ったり面白いと思ったりする人、もの・・・


そういったものは皆外へ外へ開けていこうとしていた。

素直にその流れを羨ましく思うし、ならば自分にも合っているんだろうなと。



そうやって好きなものを求めていくうちに段々と自分も外へ外へ出ていこうとする力も付いてきた。

素直に自分で探して自分の心地良いところを見つけ出すのが楽しいからだと思う。

逆に固まっていたり籠っていくようなもの、人に対しては強い嫌悪感を抱くようになってしまった。


単純に一緒にいておもんないな・・・と。



もっともっと自分にとって心揺さぶられるもの、人に会っていきたいし、そういった経験を利用して家系の流れをぶった切るような突然変異を起こせるところまで起こしたい。


ときたま大波として現れる孤独感に押しつぶされそうになるが、なんとか耐えて、押し殺しながら突然変異への蓄えを増やしていきたいと思う。




最近本当に突然変異起きないかな?どうしたら起こせるかな?

と脳内で響くことが本当に多い。


「隣の芝生は青く見える」現象をなかなか抑えるのが出来ないのも一つ理由かもしれない。




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