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実践!ルーブリック運用方法

当社代表@佐藤はスタートアップのCEOとして、実に様々なプレゼンテーションの大会にエントリーし、多数の大会でファイナリストとしてアワードを受賞してまいりました。卓越した[プレゼンテーション]スキルの背景には、猛烈に鍛錬を繰り返した、素晴らしいプレゼンメソッドがありました。それは[鎌利式プレゼン]です。

[鎌利式プレゼン] の必須スキルを磨く

今、もっとも注目されるプレゼンマスター
1973年福井県生まれ。株式会社固 代表取締役 。一般社団法人プレゼンテーション協会 代表理事。 孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され第1位を獲得。年間200社を超える企業にて講演・研修を行う。著書「社内プレゼンの資料作成術」「社外プレゼンの資料作成術」「プレゼン資料のデザイン図鑑」(ダイヤモンド社)は累計26万部を超える。

[鎌利式プレゼン]のメソッド自体は、資料作成に必要な技術(スキル)を体系化してあるのでコツを掴み、習得すること自体はさほど難しくはないのですが、TANREN代表佐藤は、師/前田鎌利より認定講師として、まったく同じカリキュラムを弟子として、講習する事の権利を得ております。

この[認定講師]としての基準で自社の生徒のクオリティを一定基準まで引き上げる事、クオリティを担保し続ける!となると、これは前田鎌利と共通指標軸を持つ事が重要になります。
そこで前回解説した[ルーブリック評価指標]が適切に機能するのです。

鎌利式プレゼンの主要なスキルからいくつかの重要な点を抜き出すと

①基本構成
②スライド
③メッセージ
④グラフ
⑤ビジュアル
⑥アニメーション

などがあげられます。
認定講師はこれが指定基準に達しているのか?見極める必要があります。
例えば

上記、プレゼン内容をYoutube参照頂き
[フィードバックコメント]つけるとしたらどうなるでしょうか?

(手前味噌ですが・・・)
■よかった点
 ・顧客の課題感を紹介しながら、映像で紹介していてわかりやすかった。
 ・1スライド1メッセージで、伝わりやすいスライドだった
 ・フォントは見やすく、インパクトがあった
などあげて頂けれると嬉しいですね。

■改善希望点
 ・とこどころ甘噛みしてるので、練習を繰り返す事
 ・時間内にプレゼンが収まっていないのでスライド構成が多かった?
などの感想があげられます。

しかし、あくまでこれは[共通指標が無い中での主観]ですし
私の経験則からくる、思考バイアスだとも言えます。
もしかしたら、師/前田鎌利は別の視点を重視するかもしれません。

また、
「よかった」という評価も
[合格基準レベル]でよかったのか?
「改善希望」という評価も
[まったくダメ]基準には程遠いのか?も読み取れないケースもあると思います。

もっと細かく詳細に記述された評価指標があれば
このような主観評価がされず
また事前に”軸”がわかっていれば、上記のようなモヤモヤ感は発生されないはずなのです。

故に、ルーブリック評価

鎌利式プレゼン ルーブリック評価サンプル
上記のイメージ図が、認定講師間で共有されてるルーブリック評価のシートです。
 ・社外プレゼン資料作成はこれ、
 ・社内プレゼン資料作成はこれ、
 ・話者としてプレゼン能力はこれ、
と[課題テーマ]ごとに評価がぶれないように策定されています。

これは、自社内であっても同一であり
 ・TANRENオリジナルメソッドではこれ、
 ・新入社員向けであればもっとイージー評価項目に、
 ・中堅社員向けであればもっとハイパフォーマー評価項目に、
実に様々なルーブリック評価が展開されます。

これのおかげで、評価点は明確に打ち出せるのです

複数人でルーブリック評価をクロス集計

プレゼンに対しての自己評価を入れ、
更に師/前田鎌利と、加えて認定講師2名からも評価をもらい
それをエクセル上でクロス集計してみました。

参考情報)
★☆☆☆ 1点 [もっと頑張りましょう!]
 →原則、根本抜けだったり、まったくレベルに見合ってない状態
★★☆☆ 2点 [惜しい!がんばりましょう!]
 →合格基準まであと少し!、大半できるてるのに、ここが抜けてる!など
★★★☆ 3点 [合格!基準を抑え達成できている!]
 →合格基準を全て超えており、満足行くレベルにある
★★★★ 4点 [素晴らしい!マーベラス!]
 →合格基準の上をいく、最高品質のノウハウ、暗黙知まであった状態

どうでしょうか?

明らかに私の評価は
 ・[グラフ]を表現に加える事を怠ってる点に気づき
 ・[スライド][メッセージ][ビジュアル]は概ね高評価
 ・[アニメーション][基本構成]はまだ伸ばす余地がある
事が読み取れてきました。

しかし
これだけではまだ、評価のラストワンマイルが足らない!
業務効率も4〜5人が限界でしょう。
課題感を列挙しますと
 ・プレゼンの何分何秒の位置がいいのか?
 ・このプレゼン練習をどのように行っていけばいいのか?
 ・生徒が大勢いたらどう対処すればいいのか?
 ・紙とペンとエクセルだけでは、面倒
このような事があげられます。

なので、[真説ルーブリック評価]が求められるのです。
次回、当社TANRENを活用する事でどのような事が実現できるのか
説明したいと思います。

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